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基本自撮り(⌯˃̶᷄ ꈊ˂̶᷄ ૢ)
9年ぶりに自分の本を読みました
自分の本を読んだのは
できあがった本を頂いた日と今回だけ
読んでる最中なんかモゾモゾして
正直もうええわ^^;
読んでいると結構痛そうですが
やはり苦痛て
喉元過ぎれば…ですね
懐かしいのともちょっと違う
他人事のようにも感じました
そうそう本の中でもブログを
振り返ってました
その中から印象に残ったのが
2012年の1月25日の記事
自分が一番死を意識した時だった
と振返りで書いている
病院からも（ホスピス科）
「一度、試しに入院しとく？」なんて
言われてたから余計やったんでしょう
もうモルヒネを
やめられることはないだろうと
誰もが思ってた時期
癌は増殖していき
血は吹き出し、息は苦しく
痛みで気を失う
ゾンビになる時はこんな感じか？
と、ふと思ったことが
あったことを思い出した・笑
この時の私の未来には
死が色濃かったけど
その先は真っ暗闇でもお花畑でもなく
例えるなら綺麗な藍色で
気持ちは穏やかだった
痛みはある程度を超えると
一種のエクスタシーのようなものを感じる
これは癌になる以前に鼻に注射を
打った時にも感じたことのある感覚
先生が「かなり痛いからね」と言われ
看護師さん3人に
身体を押さえつけられてたけど
私はビクともしなかったので
先生に「痛くないの？」と聞かれた
いや、それはないで
涙は伝っていたから
でも人間の身体は過度の痛みが襲えば
アドレナリンが出るから
うまいことなってるなぁって
つくづく思った
痛みは身体に感じるものやけど
そこに気持ちを入れるか入れないかで
その度合いも変わってくる
痛みを叫ぶ人は
この痛みをわかってほしいと
思うのかもしれない
優しくしてほしい自分や
心配してほしい自分
生きたい自分
なぜ自分が？という悲しみ
そんな気持ちを
痛みに添わすと痛みの感覚は
ぐっと増す
私の場合は死への覚悟ができていたので
痛みの受け入れもできており
身体にも心にも余計な力が入らなかった
のかもしれない
治療をしない選択の先にあるのが
生なのか、死なのか…
それは誰にもわからないこと
癌は百人百通り
治療をしない選択をするなら
治癒の期待だけではなく
痛みも死も覚悟しておく
完治の保証が永遠にされないことも⋯
人生で死を2度身近に感じて
思ったことは
その恐怖から逃げようとしなければ
精神的苦痛は起こらないということ
生を目的とした無治療なら
なおのこと
受け止めることは
すごく大事なんじゃないかと
その選択を
決して誰のせいにもしないように
しっかりと自分に問うこと
それが大切だと思う
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