結局のところ、長女はコロナだった。


私が今日仕事を休むと知っている次女は、雨降りということもあり高校まで送ってと言うので(もちろん帰りも迎えに行かなければならない)、いつもの時間、5:00には起床してハンバーグ弁当を拵え(今学期最後のお弁当の日なのだ!明日は午前中授業で明後日から期末考査、その後は模試が連続2日あって午前中授業が続いたまま19日には1学期終業式である)7:45に次女を乗せて出発。8:05には高校付近で次女を下ろして8:25に一旦帰宅。家事をしながら9:00を待ってかかりつけ医に電話、長女を車に乗せて再度出発、10:20に受診、インフルエンザ陰性・コロナ陽性の判定をもらった。


しかし若いってすごい。

昨日は高熱だったのだ。39.9℃!

数時間おきに検温したが39℃以下にはならなかったのに、今朝はもう37.4℃。昨日はドリンクだけだったが、受診後に帰ってきてから「なんかお腹すごく減った」と言うので少し早めのお昼を用意したら一人前の雑炊を綺麗に平らげた。味覚は正常、歩くとちょっとふらつく...という程度である。


私も長女も次女も結果として一度もコロナワクチンを受けなかった(結構マイノリティだと思う)。私は2023年の冬にコロナに罹り、次女は2024年の2月中旬(ちょうどバレンタインの頃)に罹り、そしてこの梅雨の今に長女がコロナに罹り、私たち3人は一度はコロナに感染したので自然免疫はとりあえずは獲得である。(因みに夫が5回目まで接種していたのは覚えている、その後は知らない。)


我先にと人々がワクチン接種の予約に必死になっていた頃、私はワクチンは受けないという判断をした。(でもそれを口外はしなかった。)社会心理学の分野でいうアレを疑っていたのと、海外の論文を読み漁った結果、今打つ必要性があるとは考えられなかったからだ。メリットよりもデメリットが大きく上回る...、科学的なデータを読んで熟考した私の結論は毎回そうなった。


職場でも何度か声をかけられた。

「キャンセルの枠が空いたって電話がかかってきたから、◯◯さんまだでしたよね?受けに行ってきたら?」

所長の厚意も上手に流して接種を拒否した。周りの職員からワクチン接種をしていないことを不思議がられ珍しがられたこともあったが、こういう時、自分はなかなか上手い対応ができる人間なのだということもわかった。



みんな、あの頃はワクチン接種がコロナを克服する唯一の手段や安全対策のように思っていたのだなあ、どうしてそう思わされていたのだろうか。日本人って本当に大衆操作され易い。何の為に義務教育があるのだろうか。何の為に私たちは歴史を学んでいるのだろうか。過去に起こってきたことが今現在の自分たちには起こり得ないとたかを括ってしまうのだろうか。そんなはずないではないか。歴史は繰り返されるのだ。だからこそ学びが必要なのだ。そして情報を精査して正しい判断を下す知恵が必要なのだ。私は自分が英語の論文が読めることや心理学に通じていたことに感謝したいと今更ながら思う。


話が随分と逸れた。


まあ結局は、自己判断・自己責任の話である。ワクチン接種は「強制」ではなかったのだから...。と言いながらも、圧力を感じて、若しくは必要に迫られて受けざるを得なかった人々もいるだろう。そのほとんどの人たちはその後も平穏な日常を送っていると信じたい(私の夫のように)。しかし実感としては、2021年度以降、高齢者の層で、若しくは、ワクチン接種が推奨された学齢期の子ども達の間で、原因不明の体調不良が増えているような気がしている。

余り無責任なことは言えないが...。でも、複数の恩師の年賀状から推察するにつけ、

また、10代の子ども達の原因不明の体調不良(起立性調節障害ではなく)を見聞きするにつけ、何か不穏な感じがしているのは私だけなのだろうか。


また話が逸れた。


平日の昼間、ぽっかりと空いた時間。

長女は今、隣の自室で眠っている。

今週金曜まではもう出席停止だから、この際ゆっくり休んで来週からまた頑張ったらいいよね。夏休みに入るまで残り2週間、きっとあっという間だよ。

何はともあれ3年ぶりの学生生活なのだ。よく頑張っていると思う。


大学の心理士とも話した(こちらは私の面接継続中でもある)。

また、5月中旬の週末に学科主任や担当教授とも話をさせてもらう機会があった。(私立大学の手厚さよ!ここに進学できて私は本当に良かったと思っている。)

M心理士、H学科主任、I教授、皆さんが仰ったことは、長女は大学生活に順応できているということだった。授業態度にせよ、提出物にせよ、今のところ全く問題無いとのことなのだった。

母親だから、何とは無しに心配してしまうのかもしれない。でもそういう私の母親としての心情も皆さん汲んでくださって、とても気持ちの良い話し合いができたのだった。長女の大学生活の滑り出しはまずまずのようである。


次女のお迎えに出発するまであと2時間半はある。

何しようかな...。放送大学のテキストを読むか、きゅうりを千切りしてサラダの準備をしておくか、レイコップかけるか...。


とりあえず、できることをやっておくかな。