今朝もいつも通り目が覚めた。
腰、相変わらず。酒を抜こうが、一日安静にしていようが、痛みは軽減していかない。
左足親指、夕べも赤黒いままだった。人さし指・薬指も赤くなり痒みを伴っている。薬、合っているのだろうか? ガーゼの上から見る限り、今朝は浸出液はほぼ出ていない。痛みは気持ち軽いか? でも、しっかり存在する。
舌炎?(血豆の出来た箇所)の痛み、昨夜夕食後に薬を塗ったところ増した。今朝もそれを引きずっている。先週の木曜日に受傷。日曜日の夜頃から痛みが出だしたが、そのときの痛みに戻っている感じがする。「もしかするとこの痛み、もう消えないんじゃないか?」。そんな不安に襲われている。あとは「白板症」の再発の恐れだ。
経過観察をしてくれている大学病院の医師はこう言っていた。
「悪性の場合、何しても改善はしない」
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昨日はyoutubeで『映画「佳歩」完全版』を見た。描かれる四国八十八ヶ所霊場巡り・お遍路様の四つの物語。
最後に登場する初老の男性のエピソードに胸を打たれた。
その男性は体に不具合を抱えながら(胃の辺りを押さえ痛みをこらえているから、おそらく癌ではないだろうか?)お遍路の旅を続けている。田んぼの中を歩く途中、痛みにかがみ込む男性を主人公が助け起こす。
「もう止めといた方がいいですよ」
「……歩きたいんです」
「無理ですって!」
「無理でも、歩きたいんです」
この気持ち、痛いほどわかるよ、今の俺には。そう、歩きたいんだ。ただ、それだけ。
無理ではなく歩ける日が、この男性にも、俺にも必ずやってくる。
それを信じて日々を送ろう!