https://itunes.apple.com/jp/album/arpeggio-through-the-wondrous-tunnel-single/1340604298

 

FM802「BEAT EXPO」で予告された通り、2月9日(金)の0時ちょうどにApple Music / iTunesで小沢健二の新曲「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」が2月14日(水)のCD発売に先駆けて配信開始された。

 

瞬速でダウンロードしました。一番いいイヤホンで聴きました。

 

再生ボタンを押すと、キーボードの単音からギターのアルペジオ。魔法的の「ドアノック」を思い出すようなアルペジオからの歌い出し。

 

始めの抑えた歌い方と節回しが「神秘的」っぽい?と思ったのもつかの間、軽快なカントリー調に!ディズニーランドで熊が歌ってそうな!ギターのアルペジオがバンジョーのように響く!肩が左右に動く!楽しい!

 

カルテットが入る」とは聞いていたが(Apple Music 「Tokyo, Music & Us 2017-2018 #2」)、思っていたより軽快だった。

満島ひかりとの対談で小沢健二も視聴したと言っていたドラマ「カルテット」のような冷静沈着鍔迫り合いのようなイメージで身構えていたら、めっちゃ楽しそう。

「耳をすませば」の「カントリーロード」で入ってくるおっさんたち並みの軽快さ。

「Panny Lane」的なホーンもちょうどいい。

 

歌い方も全体的に軽い。わざとそうしているのだろうか。「まっほーのっ」。

でもそのおかげで、最初にひふみよで歌詞を見たときの「うわぁ…重っ…」という感じがが完全に払拭されている。

 

曲にしてみると、字面だと「離婚」とか「消費される僕」とか「駒場図書館」とか「目が見えない」みたいな「うわぁぉ」となったところは引っかからず、むしろ「魔法」とか「本当だろうか幻想だろうか」とか「川から海へ」みたいな、これまで小沢健二がずっと歌ってきたことのほうが耳に残ることに気が付く。

 

もうなんか白黒の映像で、おしゃれな格好してるオザケンが渋谷の裏路地歩いて、渋谷のほうに流れてるコンクリ川あたり散策するMusic Video撮れそう。

 

「からかう~~~」「おもう~~~」の小沢健二の語尾伸ばしに対して、オルガンの音がだんだんと下がっていくの、好き。

楽曲が平坦にならないように良いアクセントになっている気がしている。

 

汚れた僕」「この頃の僕は弱いから」というこれまでの小沢健二になかった語彙も、今の小沢健二が歌うと「ほんとうのこと」になるからすごい。ほんとうに幻想だろうかと思う。

元相方も最近加齢の話題するようになってきたしなぁ・・・。

 

なにより吉沢亮二階堂ふみVoice!小沢健二と岡崎京子の実写ドラマやれ二人で!

それにしても吉沢亮が岡崎さんが事故にあったくだりを話すのを聞くだけで、なぜか涙目の小沢健二が脳裏に浮かびます。

 

あと妙な音節の切り方(「ふぁくす」「ざしきじ」「けこし」)にASA-CHANG&巡礼思い出した人いません?笑

 

つーか、ゴールデンウィークの36人ファンク交響楽で再現するにはこぢんまりしすぎている!一体どういうライブにしたいんだ小沢健二!

それこそカントリーロードのような部屋というか、「暖炉の前で岡崎京子に歌ってる小沢健二」ぐらいの距離感!弾き語りしてたらキーボードとストリングスとホーンが出来る友達が乗ってきたよーぐらいの。

 

そうか、妙な違和感はこれだ。小沢健二との距離が近すぎる!!!

 

どきどきするわ。

 

フリッパーズのときも、犬も、LIFEも、球体も、短冊も、Eclecticも、環境学のときも、こんなに小沢健二がこちら側の目を見ながら歌ってくれたことはなかったのではないか。

 

あー、っていうかアレか。この距離感の近さは、アレか。ピラミッドガーデンか!ん?

出んのか?あ?出るなら行く…のか…な・・・。

 

あと!これどうすんのリバーズ・エッジの最後に流れるの?そりゃ意外だわ。そりゃ用意してた画も変更するわ。

 

そんでもって吉沢亮二階堂ふみ満島ひかり、全員所属事務所違うよね。CDクレジットのappears by the courtesy of欄が凄いことになりそう。そんなこと気にしている場合ではないけど。

 

新しい2018年の表現でありながら1994年の歌で、岡崎京子リバーズ・エッジに寄り添った作品でありながら、これまでの小沢健二の延長上にあるという恐ろしい曲。