【フィギュア】宇野昌磨は全体2位「コーチいないと、もう一押し出てこないのかな」/一問一答
[2022年2月4日12時55分]日刊スポーツ


18年平昌五輪男子銀メダルの宇野昌磨(24=トヨタ自動車)が自己ベストの105・46点をマークし、全体2位で9ポイントを獲得した。

演技後の一問一答は以下の通り。

 
「この構成なら、体にキレがなくても滑り切れると思っていた。練習通りの気持ちで臨めた」

「ステファンがいないことで、より練習通り、と言いますか、ただ体にキレがなかった部分であったり。自分でやる限り、僕は自分で、より追い込もうと練習も試合もしますが、コーチいないと、もう一押しは出てこないのかな。これ以上の演技も臨んではいなかったし、ただジャンプ以外の面でもっと表現できたというか、コーチがいたら試合に感情が出せていた。その結果、失敗した可能性もありますが、コーチはもっと成長するには必要不可欠ですね。

--自己ベストの105点台

「何か取りこぼしているなと考えています。キレがなかったので、表現力もスケーティングも伸びてない。スピンも。間違いなく、練習というよりも、朝早い時間帯に体を合わせ切れていない。6分間からジャンプは跳べていたけど、重さを感じていた。個人戦に間に合えばいい。動かなくても基準を上げていく練習を、この大会が終わったらやりたい」

「(体が)動かなくなった時点で、自分の納得いく表現できないのは分かっていた。小回りする感じで、体を動かし切らずに動いていた。

--衣装は

「せっかく作ったので。着る機会なくて。もう1個のコスチュームが評判いいので、せっかく作ったので着ようと」

「自信は、なかったわけではないけど、絶対と別に確信があったわけでもなかった。失敗するかも、ではなくて、自分が練習していた時と同じ気持ちで、失敗しても、こういう失敗したんだ、次はこう生かそう、という気持ちで試合に挑んでいたので。ちょっと(冒頭の4回転)フリップも斜めって、2個目(4回転-3回転トーループ)も詰まりぎみだった。次、頑張りたい」

--団体戦の日本初メダルへ?

「僕のやるべき責任は久々に、団体戦で全うできたかなと。これで皆さんが楽になるかプレッシャーになるか、人それぞれだと思いますが、みんなが気負いせずに、終わった後に笑顔で終わっていただけたらなと思っています」