「銀山温泉に1泊するなら、どんな順番で回れば後悔しない?」

「せっかく行くなら、昼間の温泉街だけではなく、ガス灯がともる夜景も、朝の静かな銀山温泉も楽しみたい」

そんなふうに迷いますよね。

銀山温泉は決して大きな温泉街ではありません。

だからこそ、1泊2日あればかなり満喫できます。

ただし、満足度を大きく左右するポイントがひとつあります。

「どこを観光するか」以上に、「銀山温泉のどこに泊まり、夕方・夜・早朝をどう過ごすか」が大切です。

日帰りでも温泉街を見ることはできますが、銀山温泉らしい時間が始まるのは夕方から。

山あいが少しずつ暗くなり、銀山川沿いの木造旅館に明かりが入り、ガス灯がやさしく灯り始めると、昼間とはまるで違った景色になります。

そして翌朝。

観光客が増える前の温泉街を歩くと、川の音が響く静かな銀山温泉を楽しめます。

銀山温泉1泊2日のおすすめの流れ

1日目は温泉街散策と食べ歩きを楽しみ、15時前後に宿へチェックイン。夕方から夜にかけてガス灯の温泉街を散策。

2日目は早朝散歩を楽しんだあと、白銀の滝や延沢銀坑洞を巡り、カフェやお土産を楽しんで帰るのがおすすめです。

この回り方なら、観光スポットを詰め込みすぎることなく、銀山温泉でしか味わえない「時間の変化」まで楽しめます。

銀山温泉1泊2日モデルコースを最初に一覧でチェック

時間の目安 予定 ポイント
1日目 午前~昼 大石田駅から銀山温泉へ バス利用なら時刻を最優先
12:00~13:30頃 銀山温泉到着・昼食 蕎麦など山形らしい昼食を
13:30~15:00頃 温泉街・足湯・食べ歩き 荷物は可能なら宿へ預ける
15:00頃 旅館へチェックイン 夜に備えて温泉でひと休み
夕方~夜 ガス灯がともる温泉街を散策 銀山温泉旅行のハイライト
2日目 早朝 静かな温泉街を朝散歩 人が少ない時間を楽しみやすい
9:00~11:00頃 白銀の滝・延沢銀坑洞 銀坑洞は冬季に見学できない期間あり
11:00~13:00頃 カフェ・お土産 帰りのバス時間から逆算
昼~午後 大石田駅へ 余裕を持って移動

ポイントは、1日目に観光スポットを全部回らないこと。

白銀の滝や銀坑洞まで1日目に詰め込むより、1日目は温泉街そのものを楽しみ、2日目に自然散策を組み合わせる方が、ゆったりした温泉旅行になります。

1日目は温泉街とガス灯の夜景を満喫

大石田駅から銀山温泉へ

電車で銀山温泉へ行く場合、玄関口になるのがJR大石田駅です。

大石田駅から銀山温泉へは路線バスなどを利用できます。

ただし、都会の路線バスのように数分おきに運行しているわけではありません。

銀山温泉旅行では「観光地を何時に回るか」より先に、大石田駅と銀山温泉を結ぶ交通手段を決めておくことが重要です。

宿によっては大石田駅からの送迎が設定されている場合もあります。

電車で訪れる場合は、宿を予約するときに送迎の有無・予約期限・出発時間まで確認しておくと安心です。

車なし旅行なら

新幹線や電車の到着時間だけではなく、大石田駅から銀山温泉へ向かうバスまたは宿の送迎時間までセットで考えましょう。

12時~13時30分頃 銀山温泉でランチ

銀山温泉に到着したら、最初に昼食を取るのがおすすめです。

山形といえば蕎麦。

銀山温泉には蕎麦を楽しめるお店もあり、温泉旅行らしいスタートになります。

特に、その後たっぷり温泉街を歩きたい場合は、昼食を済ませてから散策に入った方が時間を使いやすくなります。

人気店は昼どきに混雑することもあるため、「絶対にこの店」と決めすぎず、当日の営業状況を見ながら動くのがおすすめです。

13時30分頃 銀山川沿いの温泉街を歩く

昼食を食べたら、銀山温泉らしい木造旅館が並ぶ温泉街へ。

銀山川の両側に旅館が建ち、川沿いには橋がいくつも架けられています。

銀山温泉の魅力は、ひとつの巨大な観光施設があることではありません。

川、橋、木造旅館、石造りの護岸、ガス灯などが一体となってつくる街並みそのものです。

そのため、急いで歩いてしまうともったいありません。

橋を渡ったり、反対側から旅館を眺めたりしながら、ゆっくり歩いてみてください。

野川とうふやなどで食べ歩き

昼食を食べたあとでも、銀山温泉では少しだけお腹を残しておきたいところ。

温泉街には食べ歩きを楽しめるお店があります。

散策途中に少量のグルメを挟むことで、ただ景色を見るだけではなく「銀山温泉を歩いた記憶」が残りやすくなります。

温泉街はコンパクトなので、食べ歩き→散策→写真撮影→休憩という流れでも移動距離が大きくなりにくいのが魅力です。

和楽足湯でひと休み

歩き疲れてきたら、温泉街にある足湯でひと休み。

銀山川を眺めながら足を温める時間は、観光スポットを次々と巡る旅行とは違う温泉地ならではの楽しみです。

冬は特に足元が冷えやすいため、休憩場所としても覚えておくと便利です。

15時頃 宿へチェックイン

銀山温泉旅行では、チェックインをあまり遅くしない方がおすすめです。

15時前後に宿へ入ったら、荷物を置き、温泉へ。

ここで一度しっかり休みます。

なぜなら、このあとが銀山温泉1泊旅行で最も楽しみにしてほしい時間だからです。

夕暮れからガス灯がともる温泉街へ

昼間の散策だけで帰ってしまうと、銀山温泉の魅力を半分しか味わっていないように感じるかもしれません。

夕暮れになると、昼間とは違った表情を見せ始めます。

空が少しずつ暗くなり、旅館の窓から暖かな明かりが漏れ、ガス灯がともる温泉街。

川面にも灯りが映り込み、昼間よりいっそうノスタルジックな景色になります。

宿泊する最大のメリット

夕暮れ・夜・翌朝という3つの表情を、自分のペースで楽しめることです。

夜景だけを急いで撮影して帰る必要がないため、「夕食前に散策」「夕食後にもう一度散策」という楽しみ方もできます。

写真をたくさん撮りたいなら、完全に暗くなってからだけでなく、空に青みが残っている時間から歩くのがおすすめです。

日没時刻は季節によって大きく変わるので、旅行日が決まったら確認しておきましょう。

銀山温泉で泊まりたい楽天トラベル掲載宿7選

銀山温泉では、どの宿を選ぶかによって旅行の雰囲気がかなり変わります。

「有名だから」という理由だけで選ぶより、何を一番楽しみたいかで決めるのがおすすめです。

宿 こんな旅行におすすめ 注目したいポイント
本館古勢起屋 初めて・夫婦・カップル 温泉街の中心で過ごしたい
能登屋旅館 レトロ建築を満喫したい 銀山温泉らしい宿泊体験
仙峡の宿 銀山荘 温泉・設備重視 大浴場や露天風呂を楽しみたい
滝と蕎麦の宿 瀧見舘 料理・自然重視 眺望と手打ち蕎麦
旅館藤屋 記念日・大人旅 少室数・貸切風呂
伝統の宿 古山閣 歴史ある木造旅館好き 昔ながらの温泉宿の風情
旅館松本 小規模宿・予算も重視 全10室で落ち着いて過ごしやすい

本館古勢起屋|温泉街の中心で銀山温泉を満喫したい人に

初めての銀山温泉旅行でまず候補にしたい宿のひとつが「本館古勢起屋」です。

温泉街の中央部に位置するため、外へ出ればすぐ銀山温泉らしい街並み。

夕方になったら散策へ出て、寒くなったら宿へ戻る。

食事のあとにもう一度夜景を見に行く。

翌朝、早起きして静かな温泉街を歩く。

そんな「銀山温泉に泊まるからこそできる過ごし方」と相性のよい宿です。

館内はレトロモダンな雰囲気で、温泉街での飲食まで含めたインクルーシブスタイルが設定されています。

単純に客室へ泊まるだけでなく、「温泉街そのものを滞在場所として楽しみたい」という人に魅力的です。

向いてる人

初めて銀山温泉へ行く人

夫婦・カップル旅行

夜の温泉街を何度も散策したい人

食事やドリンクを含めて宿でゆっくり楽しみたい人

川側客室など景観を重視する場合は、予約時に部屋タイプをよく確認して選ぶのがおすすめです。

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能登屋旅館|憧れのレトロな木造旅館に泊まりたい人に

銀山温泉の街並みを象徴するような、重厚な木造建築が印象的な「能登屋旅館」。

明治時代から続く歴史ある宿で、「銀山温泉まで来たなら、現代的なホテルではなく歴史を感じる旅館に泊まりたい」という人に向いています。

温泉街を歩いて外から旅館を見るだけでも情緒がありますが、その建物に実際に泊まるという経験は別格。

夜の散策から帰って、そのまま木造旅館の中で過ごすことで、旅全体の世界観が途切れません。

向いてる人

銀山温泉らしい宿へ泊まりたい人

歴史的な木造建築が好きな人

夫婦・カップル・女子旅

宿そのものを旅の目的にしたい人

客室数の多い大型ホテルとは違うため、泊まりたい日が決まっている場合は早めに空室を見ておくと安心です。

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仙峡の宿 銀山荘|露天風呂や快適さを重視するなら有力候補

「歴史ある温泉街は楽しみたい。でも宿では広いお風呂にゆっくり入りたい」という人なら、仙峡の宿 銀山荘を候補に。

温泉街入口側の自然に囲まれた場所にあり、大浴場・露天風呂を楽しみやすい宿です。

銀山温泉の中心部に建つ昔ながらの木造旅館とは少し方向性が違い、館内での快適さや温泉時間を重視したい人に向いています。

半露天寝湯付き客室が設定されることもあるので、客室で温泉気分をじっくり楽しみたい夫婦やカップルにも魅力的。

向いてる人

露天風呂を重視したい人

設備面の快適さも大切にしたい人

夫婦・家族旅行

客室でゆっくり過ごす時間も大切にしたい人

温泉街中心の宿と迷った場合は、「夜景の真ん中に泊まりたいか」「宿のお風呂と快適さを優先したいか」で決めると選びやすくなります。

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滝と蕎麦の宿 瀧見舘|温泉・自然・蕎麦をまとめて楽しみたい

温泉街の奥側、高台に位置する「滝と蕎麦の宿 瀧見舘」。

名前のとおり、自然を感じられる眺望と蕎麦が特徴です。

自家製手打ち蕎麦を楽しめる料理宿なので、「銀山温泉へ行くなら山形らしい食事までしっかり楽しみたい」という人に向いています。

温泉街中心部から少し歩く立地ですが、その分、周囲の山々に囲まれた温泉宿らしい時間を過ごしやすいのが魅力です。

向いてる人

蕎麦が好きな人

景色のよい露天風呂を楽しみたい人

温泉街だけでなく自然も感じたい人

静かな大人旅をしたい人

夕食後に温泉街を散歩したい場合は、宿と温泉街の位置関係を事前に確認しておきましょう。

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旅館藤屋|記念日旅行なら一度は検討したい大人の宿

誕生日、結婚記念日、夫婦の特別な旅行などで銀山温泉へ行くなら、「旅館藤屋」も検討したい宿です。

客室数を抑えた宿で、ステンドグラス・竹・和紙などを取り入れた個性的な空間が特徴。

さらに趣の異なる複数の貸切風呂が用意されているため、他の宿泊客をあまり気にせず温泉を楽しみたい夫婦やカップルとも相性があります。

料金だけを見れば気軽な宿ではありません。

しかし、「人生で一度は銀山温泉の印象的な宿に泊まりたい」という旅行なら、宿泊費まで含めて旅の思い出に変えやすい宿です。

向いてる人

結婚記念日や誕生日旅行

夫婦・カップル

貸切風呂を重視したい人

宿泊先そのものに特別感を求める人

スタンダードな温泉旅行より「宿泊体験そのものにお金をかけたい」という人向けです。

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伝統の宿 古山閣|昔ながらの銀山温泉を感じたい

木造4階建ての歴史を感じる建物が魅力の「伝統の宿 古山閣」。

新しいホテルのような便利さだけを求める宿ではありません。

むしろ、歴史ある温泉地ならではの建築や雰囲気まで含めて楽しみたい人に向いています。

特に川側客室を選べる場合は、銀山川や温泉街の景観を楽しみたい人に魅力的。

昔ながらの温泉宿で一晩を過ごし、翌朝に障子や窓越しから銀山温泉の景色を見る。

そんな旅情を大切にしたい人に候補にしてほしい宿です。

向いてる人

レトロ旅館が好きな人

昔ながらの温泉地らしさを味わいたい人

川側の景色を楽しみたい人

夫婦・カップル・女子旅

景色を重視する場合は「川側」「山側」など部屋の位置まで確認して予約するのがおすすめです。

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旅館松本|少人数の宿でゆっくり過ごしたい人に

豪華さだけではなく、落ち着いた温泉旅館で過ごしたい人に候補となるのが「旅館松本」。

全10室の比較的小規模な宿で、天然温泉を楽しめます。

夕食は部屋または個室で提供されるプランが案内されることもあり、「大きな食事会場より落ち着いて食事をしたい」という人にも魅力があります。

館内にエレベーターがあるため、昔ながらの温泉旅館の階段移動が気になる人にも検討しやすいでしょう。

銀山温泉の中心部に泊まりたい一方、宿泊費とのバランスも比較したいときに確認しておきたい宿です。

向いてる人

小規模旅館が好きな人

温泉街に泊まりたい人

価格と立地のバランスを比較したい人

館内移動のしやすさも気になる人

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結局どの宿がいい?迷ったらこの3タイプから選ぶ

7軒もあると迷ってしまいますが、最初からすべてを同じ基準で比較する必要はありません。

初めての銀山温泉で、街並みも宿も楽しみたい
→ 本館古勢起屋

温泉や露天風呂、館内での快適さを重視したい
→ 仙峡の宿 銀山荘

夫婦・カップルの記念日で宿にも特別感が欲しい
→ 旅館藤屋

一方、「あの銀山温泉らしい木造旅館に泊まった」という体験を最優先するなら、能登屋旅館や古山閣も魅力的です。

宿泊料金だけで決めるのではなく、夜と朝をどこで迎えたいかを想像して選ぶと失敗しにくくなります。

2日目は朝の銀山温泉からスタート

6時30分~7時30分頃 早朝の温泉街を歩く

宿泊した人にぜひ楽しんでほしいのが、朝の散歩です。

昼間と夜の銀山温泉が有名ですが、朝もまた魅力的。

川の音を聞きながら、まだ人の少ない温泉街をゆっくり歩けます。

冬なら雪景色と木造旅館。

新緑なら山の緑と川。

紅葉なら周囲の山々が色付き、一晩泊まったからこそ見られる景色があります。

そのあと宿へ戻って朝風呂に入り、朝食を食べる。

観光スポットを急いで巡らなくても、これだけでかなり贅沢な朝になります。

9時頃 白銀の滝へ

チェックアウト前後に向かいたいのが、温泉街の奥にある「白銀の滝」です。

温泉街から歩いて行けるため、銀山温泉1泊2日旅行へ非常に組み込みやすい観光スポット。

温泉街の木造建築を楽しんだあとに自然の中へ入っていくことで、景色が一気に変わります。

白銀の滝は落差約22m。

滝の近くまで歩けるので、水量が多い時期にはかなり迫力があります。

雨の日や冬季は足元が滑りやすくなるため、歩きやすい靴で向かいましょう。

春~秋なら延沢銀坑洞へ

白銀の滝からさらに散策できる季節なら、「延沢銀坑洞」まで足を延ばすのがおすすめです。

銀山温泉の「銀山」という名前が、単なる雰囲気のある地名ではないことを実感できる場所です。

かつて銀を採掘していた歴史に触れられ、温泉街とはまた違った探検気分を楽しめます。

ただし、銀坑洞は積雪期には行けません。

おおむね春から秋向けのスポットと考え、冬の旅行では最初からモデルコースから外しておきましょう。

冬のおすすめ代替プラン

銀坑洞へ行かず、白銀の滝周辺までの安全な範囲を散策し、温泉街のカフェ・お土産・写真撮影の時間を増やすのがおすすめです。

夏靴で雪道を無理に歩くより、冬用の滑りにくい靴を用意し、安全を最優先にしましょう。

11時頃 銀山温泉のカフェでひと休み

自然散策を楽しんだら、温泉街へ戻ってカフェへ。

古い建物を生かしたカフェなどもあり、外を歩くだけとは違った角度から銀山温泉の雰囲気を楽しめます。

冬は特に、朝の散策後に温かい飲み物を飲む時間が幸せに感じられます。

帰りのバス時間が決まっている場合は、その時間から逆算して利用しましょう。

最後にお土産を買って大石田駅へ

旅の最後は温泉街や周辺でお土産選び。

荷物を増やしたくないなら、1日目ではなく2日目の帰る直前にまとめて購入すると動きやすくなります。

大石田駅方面へのバスを利用する場合は、少なくとも出発時刻より余裕を持って乗り場へ。

特に雪の日は、予定通りの時間で移動できるとは限りません。

帰りの新幹線や電車との乗り継ぎも、少し余裕を持たせるのがおすすめです。

車なしで銀山温泉1泊2日を楽しむコツ

銀山温泉は車がなくても旅行できます。

むしろ雪道の運転が不安な人なら、冬は公共交通機関を選ぶ方が安心できる場合があります。

ただし、車なし旅行で重要なのは「大石田駅から先」です。

バスの本数が限られるため、次の順番で計画するとスムーズです。

  1. 泊まりたい宿を決める
  2. 宿の送迎有無を確認する
  3. 大石田駅~銀山温泉のバス時刻を確認する
  4. その時間に合う新幹線・電車を決める

先に新幹線だけ取ってしまうと、大石田駅で長く待つことになる可能性があります。

「新幹線→バス→宿」をひとつの移動として考えるのがポイントです。

車で行く場合は駐車場より先に宿へ確認

車の場合も、予約した宿へ駐車方法を確認してから向かうのがおすすめです。

銀山温泉周辺は山間部で、温泉街内部も道路事情が一般的な観光都市とは異なります。

特に冬季は積雪量が多く、年度によって交通規制やパークアンドライドなどの運用が行われる場合があります。

過去の情報だけを見て「去年こうだったから今年も同じ」と判断しないことが大切です。

冬に車で訪れる場合は、旅行直前に銀山温泉の最新交通情報と宿からの案内を確認してください。

また、冬用タイヤは必須と考え、雪道運転に慣れていない場合は無理をしないようにしましょう。

春・夏・秋・冬でモデルコースはどう変える?

季節 楽しみ 旅行のポイント
新緑・散策 残雪状況を確認
滝・銀坑洞・緑 自然散策を多めに
紅葉・温泉街 人気日程は宿を早めに検討
雪景色・ガス灯 銀坑洞を外し交通・防寒優先

春~秋は白銀の滝と銀坑洞まで歩く

雪の影響が少ない時期は、温泉街だけで終わらせず、白銀の滝から銀坑洞方面まで歩くと銀山温泉の歴史と自然をより深く楽しめます。

冬は予定を減らすのが正解

雪景色が目的なら、観光スポットの数を増やす必要はありません。

むしろ、温泉街・宿・温泉・雪景色・夜景に時間を使う方が銀山温泉らしい旅行になります。

冬は日没が早いので、15時頃には宿へ入り、早めに夕方の散策へ出られるスケジュールがおすすめです。

銀山温泉の旅館予約で後悔しない5つの確認ポイント

客室が川側か山側か

宿によっては川側と山側で見える景色が大きく違います。

「部屋から銀山温泉の街並みを眺めたい」という場合は、宿名だけではなく客室タイプまで確認してください。

夕食付きかどうか

銀山温泉は大都市の繁華街ではありません。

夕食を現地で適当に探そうとすると選択肢が限られることがあります。

初めてなら1泊2食付きプランが安心です。

大石田駅からの送迎

車なし旅行ではかなり重要です。

「送迎あり」と書いてあっても、予約期限や対象便が決まっていることがあります。

予約後ではなく、宿泊プランを選ぶ段階で確認しましょう。

最終チェックイン時間

夕食付きプランでは、遅い時間の到着ができないことがあります。

公共交通機関利用なら、バスの遅延なども考えて余裕のある予定がおすすめです。

キャンセル条件

冬の東北旅行では天候の影響も考えられます。

予約ボタンを押す前に、キャンセル料がいつから発生するか確認しておくと安心です。

銀山温泉は日帰りより1泊がおすすめ?

時間に余裕があるなら、1泊がおすすめです。

理由は単純で、日帰り旅行では昼の銀山温泉が中心になるのに対し、宿泊すれば、

  • 夕暮れの温泉街
  • ガス灯がともる夜景
  • 夕食後の夜散歩
  • 朝の静かな温泉街
  • 朝風呂

まで楽しめるからです。

銀山温泉の温泉街自体はコンパクトなので、観光スポット数だけで考えると「数時間で見られそう」と思うかもしれません。

しかし、銀山温泉は「何カ所回ったか」よりも、「どんな時間帯にその場所にいたか」で印象が変わる温泉地です。

だからこそ、初めてなら1泊2日がちょうどよい旅行日数だと思います。

銀山温泉1泊2日旅行のよくある質問

Q:銀山温泉は1泊2日で十分ですか?

A:銀山温泉を中心に楽しむなら1泊2日でも十分満喫できます。1日目に温泉街と夜景、2日目に白銀の滝や銀坑洞を回るとバランスがよいです。

Q:車なしでも銀山温泉へ行けますか?

A:行けます。大石田駅から路線バスなどを利用できます。ただし本数が限られるため、先にバスや宿の送迎時間を確認してから電車を決めるのがおすすめです。

Q:銀山温泉は何時頃が一番きれいですか?

A:昼間にも魅力がありますが、夕暮れから夜にかけてはガス灯と旅館の明かりが加わり、銀山温泉らしい幻想的な景色を楽しめます。宿泊すれば完全に暗くなる前から夜まで時間の変化を楽しめます。

Q:冬でも白銀の滝へ行けますか?

A:白銀の滝自体は冬景色も魅力ですが、積雪・凍結状況によって歩きにくくなります。現地の案内を確認し、滑りにくい冬用の靴で無理のない範囲を散策してください。

Q:延沢銀坑洞は冬でも見学できますか?

A:冬季は積雪のため見学できない期間があります。冬旅行では最初から銀坑洞をモデルコースから外し、温泉街・カフェ・雪景色・温泉の時間を増やすのがおすすめです。

Q:初めてならどの旅館がおすすめですか?

A:温泉街の中心で銀山温泉らしい滞在を楽しみたいなら本館古勢起屋、露天風呂や設備を重視するなら銀山荘、記念日などで宿自体に特別感を求めるなら旅館藤屋が比較しやすいでしょう。

Q:旅館は川側の部屋を選んだ方がいいですか?

A:部屋から温泉街らしい景色を楽しむことを重視するなら、川側客室は検討する価値があります。ただし、宿や部屋タイプによって眺望は異なるため、予約画面の客室説明を確認してください。

銀山温泉1泊2日は「夜と朝」を中心にすると忘れられない旅になる

銀山温泉を1泊2日で楽しむなら、たくさんの観光地を詰め込む必要はありません。

1日目は少し早めに到着して温泉街を散策。

15時頃には宿へチェックインし、温泉で休憩。

そして夕暮れから、ガス灯に照らされる温泉街へ。

夕食後、もう一度夜の銀山川沿いを歩く。

翌朝は早起きして、人が増える前の静かな温泉街を散歩。

朝食後に白銀の滝へ向かい、季節がよければ延沢銀坑洞まで足を延ばす。

これだけで、昼・夕方・夜・朝と、銀山温泉のさまざまな表情を楽しめます。

銀山温泉1泊2日の宿選びをもう一度整理すると

温泉街の中心で過ごしたい → 本館古勢起屋

歴史ある木造旅館に泊まりたい → 能登屋旅館・古山閣

露天風呂と快適さを重視したい → 仙峡の宿 銀山荘

蕎麦・自然・温泉を楽しみたい → 瀧見舘

記念日旅行で特別な宿に泊まりたい → 旅館藤屋

小規模宿と予算のバランスも見たい → 旅館松本

「いつか銀山温泉へ行きたい」と思っているうちに年月が経ってしまうこともあります。

行きたい季節と日程が決まったら、まず泊まりたい宿の客室を確認してみてください。

夜のガス灯を眺めながら歩き、温泉で温まり、翌朝また静かな温泉街へ出る。

そんな1泊2日は、観光スポットをたくさん回る旅行とは違った、ゆっくり思い出に残る旅になるはずです。

※部屋タイプ、設備、料金、アクティビティ内容、送迎条件は変更されることがあります。予約前に最新情報をご確認ください。