最近読んだ本を紹介します。
私が最近読んだ本はタイトルにもあるように
「日本代表・李忠成、北朝鮮代表・鄭大世~それでも、この道を選んだ」
です。
サッカーには全く興味も知識もない私ですが、読んでみました。
韓国にいるってことで色々と考えることの一つに在日朝鮮人ということがあります。
韓国に興味を持つ前まではあまりよく知らなかったです。
いや、今も分からないことは沢山ある、、、
私のすごく身近にはいなかったし、考える機会がなかったかも。
韓国に行く前は色々な人に歴史上、日本と韓国は複雑だし、韓国で暮らすとなったら「日本人」という国籍で嫌な思いをするかもしれない。
そんなことを言われました。
私の親も心配していたかもしれないけど、母はそれも勉強だと思って肌で感じで受け入れなさい、と言ってくれました。
でもそんな私のまわりのいわゆる「日本人」の方々の心配してくれるようなことは全くなく、私の韓国生活はとてもとてもいい方々に恵まれ、ある意味そういった問題を肌で感じることなかったです。
実際韓国人と結婚したし。
でもきっと私の知らないところで色々あったんだと思う。
結婚のときもきっとあっただろうけど、旦那さんがそれは私に言わなかったんだろうと今になると思います。
まぁそういった温かい環境にいた私ですが、やっぱり日本のしたこと、歴史について少しでも知る必要があると思いました。
だから最近そういった内容の本も何冊が読みました。
そしてその中で出会った一冊がこの本。
「アジアカップの決勝ゴール、なぜトラップではなくボレーシュートだったのか?」
「なぜ国歌斉唱のとき、号泣するのか?」
「日本代表の重み、北朝鮮代表の重み」
「ザッケローニ監督からかけられたひとこと」
「代表チームのストライカーの本質とは?」
----テレビディレクターである著者が、李忠成と鄭大世の取材を始めてから3年。2011年9月に、2人が日本代表FWと北朝鮮代表FWとして対峙するまでに起きた、さまざまな出来事を、この本に記した。本文中では、古田清悟と姜成明、それぞれの視点から2人を描いている。それは日本人である古田と、在日コリアンである姜との見方を共に書くことで、視点が偏らない、より真実に近いものが描けると思ったからだ。本書は、日本代表と北朝鮮代表というまったく別の「道」を選んだ2人の若者の人生を、2つの視点で描いた物語である。
画像:光文社 紹介文:アマゾン
私とあまり変わらない年齢だけど、抱えているものの重さがものすごいもので、この2人のサッカー選手の力強さを感じました。
国籍や生まれながらにして背負っているもの、その全てを超えて、人として、サッカー選手として、道を切り開いてゆく彼らに私は大きな勇気をもらいました。
私のように在日朝鮮人について知らない人は沢山いると思います。
でも私たちは知ることが必要なんじゃないかな。。。
知ってどうとか、何かしなくちゃとかじゃなくて、私たちが生まれ育った国が昔どんなことをしたのかとか、どうやって今があるのかとか、知ることが大事なんじゃないかな。
私はこの本を読んで、自分の「日本人」という人種について、「日本」という国籍について色々なことを考えるきっかけになったと思います。
当たり前だと思って生きてきたそういう根本的なことについて。
でも、難しいですね。
こういったデリケートな話題って人それぞれ考え方があるから。
でも私は、これからも色々なことについて「知ろう」と思う気持ちを大切にしたいと思います。