家を建てる上で 基礎工事の障害になってしまうので 大きな柿の木を切った

 伐採される一部始終を 見届けた

前もって 柿の木には報告し 感謝してお酒をかけ 根本に塩を盛った

私には お役目を全うし 清々しく 潔く [お先に〜]と 倒れていった気がした

最後の実りを干し柿にした

初めての経験だったが 地元の人に教えて貰いながら 東京から娘を助っ人に呼んで なんとか 一週間かけて 見事な柿のれんができた

ヘタの木の軸が折れて干せない分は ヘタに焼酎を付けて ビニール袋に入れて コタツへ

4.5日間で柔らかくなり 横半分に切り スプーンで食べた




傷がなく 干せない柿は ヘタを下にして 温かいところにおき 追熟を待つ

幹は 作業員さんの知り合いの薪になる 

枝の一部を残してあり 来年たきぎにしたいと思っている

ステップハウスのオーナーさんやその仲間たちにも 柿を食べてもらうつもりだ

これだけ 何もかも利用でき 皆に喜んでもらえたら 柿の木さんも本望か?

多分 ここ数年は この柿の木は 忘れられた存在だったと思う

 誰からも採られる事もなく ただ実を落としていただろう

せめてもの救いは 鳥たちの食べ放題レストランだったことだ



ここ八ヶ岳南麓地方は 11月というのに 今日は20度以上の暖かさ

作業員さんは 汗だく滝汗

干し柿にカビが生えないことを祈るのみ




清里の紅葉は 真っ盛り爆笑

この暑さと紅葉???

このミスマッチ 納得いかないプンプン