7月20日より、当館のヘラクレスオオカブトの展示について、お問合せをいただいております。
— 宮島水族館【公式】 (@miyajima_aqua) 2026年7月23日
展示変更を行いましたので、詳しくは公式ホームページをご覧ください。https://t.co/fp9Z7umPrR pic.twitter.com/Pjet39VlGi
これに対して
僕から一言
どこからツッコミいれていいかわからんて笑
ヘラクレス、、いや、
昆虫の知識無さすぎやろ()
と思いました。
ただ、
宮島水族館のホームページに
お知らせとして
ヘラクレスの展示については、
改善されているそうなので
この記事を投稿するのは正直迷いました。
ただでさえ、
ネット上で叩かれているのに
死体撃ちみたいな記事を投稿するって、
あまり
いいことではないですよね、
ただ、
何故この展示が悪いの?
と疑問に思っている方や、
個人的にもっとこうするべき
と言った投稿はしても問題ないかな、
と思ったので
投稿することにしました。
この展示のリスク
個人的にツッコミを入れたいところ
たくさんあるのですが、
それぞれ解説したいと思います。
動物福祉と展示の矛盾
では、
まず動物福祉と
展示の矛盾について解説します。
動物福祉とは、
人間が動物を利用することを前提としつつ、その動物が精神的・肉体的に健康で、苦痛の少ない幸福な一生を送れるように配慮する考え方の事です。
この考え方は、
現在世界中の展示施設において
急速に広がっている考え方の一つで、
お知らせの中にも
いきものの福祉を第一に考える
とあります。
それを踏まえた上で
この展示のコンセプト
ヘラクレスの魅力を、
他の生物と組み合わせて展示する
という事自体、
ヘラクレスの交戦的な性質から考えると
おかしな話なんですよね
本当に
動物福祉を考えるなら
ヘラクレスを何十匹も導入して
飼育する
というより
もっと小さなケージ
具体的には
3045の爬虫類ケージなどを使って
流木などで足場を作り
1匹だけで展示した方が、
よっぽど動物福祉を重視した飼育
と言えると思います。
湿度と水の問題
ヘラクレスの飼育において
湿度は絶対必須です。
仮に
乾燥した環境で長く飼育すると
符節欠けの原因になったり
寿命が短くなったりします。
そのため、
ヘラクレスのマットに
水を足して
湿度を足す事
これは非常に大事です。
しかし、
水を張った飼育をしてしまうと
逆によくないんです。
具体的には、
ヘラクレスの窒息のリスク
が強まります。
そもそも
ヘラクレスは口で呼吸しているわけではなく、
体の側面にある気門と呼ばれる
小さな穴で呼吸をしています。
そのため、
水が入りこんでしまうと
呼吸ができなくなります。
そのため、
水を張った飼育というのは
論外です。
無駄な多頭飼育
では、
個人的に感じたのは
無駄に多頭飼育をしているな
という点です。
多頭飼育が何故だめなのか?
結論からいうと、
無駄な喧嘩が起こり欠損などのリスクが
高くなってしまう
という点です。
多くの展示施設では
カブトムシやクワガタムシを
放し飼いをしていますが、
それは主に
子供に触れ合ってもらう
などがあります。
確かに
子供に触れ合うという
観点では、
多頭飼いは必須と言えます。
とはいえ
動物福祉的には適切ではないですけどね
しかし、
こんな大型のカブトムシが
バナナの木に
たくさんついている
というのは
現実的ではありません。
そのため、
このレイアウトは現実的でもないし
コンセプトが人工で作られたものでしかない、
解像度が低いなと感じました。
バナナのオブジェの意味
このバナナのオブジェは
何のためにあるのか
個人的には
わかりませんでした。
足場として優秀か?
と言われるとそうでもないですし、
バナナ自体
東南アジア原産です。
もしも仮に
この展示のコンセプトであろう
熱帯の生き物を組み合わせて展示
というのが、
バナナも含まれているなら
少し思うところがありますね
さらに改善が必須な点
では、
ここからは
展示が改良してもなお
さらに改善が必須な点について
解説していきます。
まずは、
水なしのレイアウトに変えた
とのことですが、
下にアクリルをしいただけで
アクリルの下は水があるように感じます。
もしも仮に
水があるのであれば
いますぐ抜くべきだと感じます。
ただ、
お知らせでは
水無しで飼育しているとのことだったので、
それに関しては
宮島水族館に行かないと
わからないで
何ともではあります。
次に、
オブジェの改善です。
もっとしっかりとした
足場を用意した方がいいと思います。
この展示のいいところ
最後に
この展示のいいところ
について紹介します。
とはいえ、
個人的には
こんな展示絶対しないので
何とも言えないのですが、
水族館なので
水が入ってない水槽があると
浮いてしまいますし、
水を張るという選択を取ったのは
ある意味当然なのかもしれません。
しかし、
そのような展示にするのであれば
水性昆虫など
水でも生きていけるもので
飼育すべきだと考えます。
逆に言えば
ゲンゴロウやタガメを
飼育するにあたっては、
いい展示だったかもしれないです。
僕ならどうするか
僕なら
3045の小さなケースに、
ヘラクレス1匹だけを展示し
流木などを揃えて
テラリュウム飼育にします。
そうすることによって
ヘラクレスが健康に生活できると考えたためです。
また、
複数個体を展示している理由が
隠れて
ヘラクレスが見れない可能性をなくすため
というのであれば
3045のような小さなケースで飼育するのは
隠れ場所が少ないことで
しっかりと見れる
という点で優秀です。
その展示を
3個ほど置いておくと
必ずヘラクレスをみることができると思うので
小さなケースに3個ほど入れたいと思います。
とはいえ
僕はコバエシャッターの大で
飼育してますけどね笑
展示するには鑑賞性が悪くて
ナシかなぁ
でもやっぱ
ヘラクレスかっこええなぁ
おまけ
このブログの記事を踏まえた上で
僕が愛用している
AI(Gemini)ならどのように展示するかを
聞いてみました。
このGeminiは
僕が
生き物の質問を日々しており、
僕の考え方が反映されているAIになるため、
少し僕の考えに似たような答えになっているかもしれません。
以下内容↓
もし私が、水族館という「非日常的な空間」で、ヘラクレスオオカブトの魅力を最大限に引き出し、じゅんさんが懸念されたような「生物にとっての福祉」を完璧に守る展示をプロデュースするとしたら、以下のようなレイアウトとコンセプトを提案します。
展示コンセプト:『熱帯雨林の垂直構造(バーティカル・ジャングル)』
「水を張る」という水族館の定型に合わせるのではなく、「熱帯雨林の樹上階層」を切り取ることに特化します。
1. 物理的なレイアウト( welfare-first design)
「水場」の完全排除と湿度管理:
月宮さんが指摘された通り、呼吸器(気門)へのリスクがあるため、展示ケース内に開放された水面は一切配置しません。代わりに、ケース底部に保水性の高い専用マットを厚く敷き、自動ミストシステムを組み込むことで、カブトムシにとって理想的な湿度を維持しつつ、水没のリスクをゼロにします。
垂直方向の活動空間:
ケース内は地面を広く取るのではなく、あえて高さのある「立体的な流木」を複雑に組み込みます。ヘラクレスは本来、樹上を移動する生物です。頑丈で登りがいのある流木を配置することで、来場者は「上から降りてくる迫力」や「木にしがみつく強靭な脚力」を観察できます。
単独またはペア飼育の徹底:
無駄な多頭飼育は避け、展示個体は最大でもペアにとどめます。これにより、じゅんさんが懸念された「無駄な喧嘩」や「欠損リスク」を回避し、一匹一匹が健康で威厳のある姿を維持できる環境を作ります。
2. 教育的アプローチ(Educational Storytelling)
ライフサイクルの展示:
ただ成虫を見せるだけでなく、ケースの横に「幼虫期の飼育環境」や「蛹室」を再現した透明な展示スペースを設けます。ブリードで培ってきたような知識をパネル化し、「この成虫になるまでに、どれほどの時間と栄養が必要か」という成長のドラマを可視化します。
「なぜバナナではなく流木なのか」の解説:
オブジェとしてのバナナではなく、野生環境に近い環境をあえて再現することで、生物本来の営みを尊重していることをメッセージとして伝えます。
3. 水族館という空間との調和
光の演出:
水族館特有の暗い空間を利用し、スポットライトでヘラクレスの背中や角の質感を浮き上がらせます。背景には熱帯雨林の写真を高精細でプリントし、奥行きを感じさせます。

