超品薄状態の電子タバコ「iQOS」をついにゲットした、喫煙者takasanです。
東京五輪を念頭に、「受動喫煙防止」という名の下、喫煙に対する規制が最高潮です。
飲食店での喫煙に対して、「分煙」でついに決着、と思いきや、次は全面禁煙ですか・・・
まぁ、タバコを吸わない人、受動喫煙の被害を被っていない人には、関心ない話題ですよね。
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ところが、ネットを見ていたら、「タバコに続き、酒も規制へ」というのが目に止まりました。
普段殆ど酒を飲まない身としては、大変不謹慎な物言いですが「これは面白くなってきたぞ」という感じです。
喫煙規制の対象者から一変、まさに他人事、対岸の火事です。(笑)
発端は、「酒は健康に悪い」という、またもやWHOからの外圧です。
広告の規制、税率のアップ、そして販売規制・・・
外に弱く内に強いお役所は、もうノリノリです。
喫煙規制に比べて対象者が増えるであろうこの規制に、「酒好き」の人たちがどう反応するか、正直、見ものです。
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タバコも酒もやらないから、俺/私には関係ない、という人もいるかもしれません。
でも、誰もが、或る日突然、規制の影響を受ける可能性があります。
例えば、仮に国連や関係機関が「カカオ生産における児童労働はダメ」みたいな決議をしたら、世界中でチョコレートの生産が停止、なんてことが起こるかもしれません。
もちろん、写真の世界も他人事ではありません。
肖像権を理由に「街でのスナップ全面禁止」になったら、どうします?
公序良俗という錦の御旗の下、ヌードや下着・水着写真はおろか「制服・ニーハイ・パンストといったフェチ系写真も全面禁止」なんて日が来たりしたら、困る人も多いんじゃないでしょうか。(笑)
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「規制」と名のつく問題を考える上で重要なのは、「タバコ」「酒」「写真」みたいな各論の前に、あらかじめ「総論」で論点を捉えておくことだと思うのです。
そもそも人(役所)はなぜ規制をしたがるのか。規制すると誰が得をし、誰が損をするのか。彼らの妥協点は何か。代替・例外はあるのか・・・
考え方のフレームワークがあれば、自分が当事者になった場合も冷静に考察できます。
そして、正論の下での規制と言えども、結局は特定の人の思惑が見えてしまうものです。
つまり、「ルールは、疑ってから従え」。これが僕の座右の銘です。(笑)
Canon EOS 5D Mark III 100mm F2.8 Macro