マスクを外したいという衝動にかられた時の対法

日常的にマスクを長時間したことがない方やワンルームマンションや窓のない部屋など狭い空間に長時間滞在することのない方にとっては、コロナで不要不急の外出は慎まないといけないとは分かっていても、在宅勤務や外出の自粛が長期化するとストレスを感じるものです。

具体的には肩が凝ったり、寝苦しいとか寝つきが悪い、イライラするという不快感から、呼吸をしているのに空気が吸えていない気がする。マスクをすぐにでも外したい！鼻の部分だけでもマスクから出して外気を吸いたい！といったパニックに陥るような衝動的欲求がわいてくるものまであると思います。

今日は、マスクをつけていてマスクを外したいという衝動にかられた時の私の対処法についてお話します。

私は仕事中にマスクをつけだして１０年以上になります。数年前は自宅にいる時以外ほぼマスクをつけたままの生活をしていたのですが、それでもたまに“息が吸えない”という錯覚というかパニックに陥ることがありました。重度の花粉症の方なら経験されたことがあるかもしれませんが、口呼吸はできるのですが両方の鼻の穴が詰まったような感じがして、水の中でおぼれるような苦しさを感じることがありました。

さて、対処法ですが、鼻が詰まっていない場合は、できるだけゆっくりと鼻から大きく息を吸います。頭の中で風船がゆっくり大きく膨らんでいくイメージで吸います。限界まで行ったら口からゆっくり少しずつ吐きます。フーっと遠くのろうそくの炎を揺らすようなイメージです。可能ならば息を吸うときに５秒数え、５秒息を止めて、５秒かけて吐きます。これを５回繰り返します。

鼻が両方とも詰まっているか両方とも通りが悪い場合は口呼吸で同じことを繰り返します。

もし、一瞬でもマスクを外せるようであれば、香水かコロンなどさわやかな香りを一瞬でも嗅ぐことができれば、脳が空気を吸えている事を認識するのでパニックが収まることもあります。