ひょんな事から、
ある一人の男性と出会いました。

ほんのつい最近のこと。

LINEのやりとりの中で彼が教えてくれました。
『いろいろあって、透析を30年近くやっている』

文章の中の【透析】の文字に一瞬理解が止まりました。

透析。。。
30年。。。



彼は大阪の出身です。

林業の仕事をしたくて、長野の田舎に移り住みました。

けれど、働いていた会社は倒産してしまいます。

それでも彼は、そのまま長野に残ることを選びました。

そして、その後、透析が始まります。



それからずっと、同じ土地で、同じように生活を続けながら、
週に3回、透析に通う日々。

30年近く。

言葉にすると簡単だけれど、
その時間の中には、きっとたくさんの出来事があったと思います。



彼は中学1年生の時にフォークギターに目覚め。

中学3年からはメタル小僧。

高校ではレスポールというギターを買って、バンド漬けの生活。

でもずっとドラムをやりたかったとの事で、大学に入ってからドラムに転向。

それからドラムと向き合う日々。



今は、静かな田舎の中で、
自分で揃えたドラムのフルセットを前に、
毎日練習をしています。

透析のある日も、ない日も。

変わらず、スティックを手に取って、音を鳴らす。



ドラムの事を語らせると終わらない。

ドラムを叩いているとご機嫌なんだそうです。



このブログでは、
そんな彼のことを、少しずつ書いていこうと思います。

そばで見ていて感じたことや、
彼の言葉、日々の小さな出来事を、

できるだけそのままの形で残していけたらと思っています。



うまく言葉にできないこともあるかもしれません。

でも、それでもいいのかなと思っています。



ここにあるものが、

誰かにとって、ほんの少しでも、
何かにつながることがあれば嬉しいです。


by  Red Beat.