介護保険の等級では一番軽く、障害者手帳は持っていません。
今年の春から要支援2は受けられるサービスや回数が減らされ、母も週2で通っていたデイサービス(体操教室が目的)が、週1になりました。
以降、家でテレビを見る時間が更に増え、引きこもり度数はウナギ登り。
染井の休みは母のストレス解消のお出掛けに消費されまくり、またしても染井の精神状態が鬱々とし始めておりました。
そんな時、今年の介護保険の調査がやって参りました。
介護に無縁で知らない方のために説明させていただきますと、介護保険は毎年調査に来て介護を受けている者とその家族に生活状況聞いたり、動作の確認を行います。
家族は絶対に立ち会わなければならないようです。
その調査結果を元に介護等級が決められ、受けられるサービスや自己負担額が決まってくるわけです。
前回までは毎年同じ調査員が訪れ、「去年より良くなっていますね(^^)」と何を根拠に
いくら「引きこもっていて、足腰がおぼつかない」「家事をする気がないから右手の動きが悪くなってきた」「喋らないから言葉が出にくい」と訴えても聞いちゃくれねー(-""-;)
あくまでも個人の感想です。
…と言いたいところですが、ご近所の奥さんと介護保険の調査の話になった時、その奥さんも「等級を軽くしようとしている」と感じたそうです。
鬱々としていた染井の心はすっかり疑心暗鬼になり、調査の日程を決める電話を受けたあと「等級を軽くするつもりなら毎年ご丁寧に調べに来なくたって、役所の机で書類作ってハンコ押してろバカ！」と心の中でとんでもない悪態を吐いていてました（￣～￣；）
今回は去年と違う調査員がやってきました。
どうせこの人も等級を軽くするのが目的なんだろうと思いつつ、デイサービスが週1になってから週5は引きこもりであること。
相変わらず自力でリハビリする気はゼロであること。
それによって、歩行時の母の右膝が曲がらなくなってきた気がすることを訴えました。
更に質疑応答の中で服用している薬の中に精神安定剤が含まれていること、脳梗塞の後遺症で情緒不安定になっていたことを話したところ、調査員の方が心配されたのか、後日、電話にて更に詳しく聞かれました。
しかも、その調査で母は勝手に精神安定剤の服用を「眠くなるから」という理由でやめていました。
染井も初めて知り、ちょっぴりイラつきました。
「て…てめぇ、ワーファリン(※1)を飲むのを勝手にやめて脳梗塞を起こすきっかけを作った(※2)くせに、また勝手に薬やめやがったのか？！Σ(￣皿￣;;」という叫びを飲み込んだ染井の表情を、調査員の方は見逃さなかったのでしょうか？(;゜∇゜)
調査というより、心配して確認されている感じでした。
…最近、介護殺人多いですからねぇ。
結果、母の介護保険の等級は要支援2のままでしたが、今月からデイサービスが週2になりました。
…えぇぇぇぇぇえ？( ; ゜Д゜)
いや、不満は無いんですけど…なんなの？
ちょっと引っ掛かるんですけど。
染井は毎年、ほぼ同じことしか言っていないつもりなんですけど、調査員が代わったら結果が変わったというか。
人によりけりとしか思えない結果を出さないでよう。
そうでなくても疑り深い方なんだからσ(￣∇￣;)
※1…血液をサラサラにする薬。心房細動の母が処方されていた。
※2…ワーファリンの服用をやめると、高確率で脳梗塞を起こすそうです。服用中の方は勝手に飲むのをやめないでください。お医者さんの指示に従って服用してください。