これまでマメに染井の拙いブログをチェックしてくださった方はお気付きかと思いますが、正直に申しますと染井は母との関係がよくありません。
介護生活が始まった時にリア友が口を揃えて「…なんで弟くんが面倒見ないの?」と言うくらいでした。
表面的には染井が波風を立てるのが面倒な性分であることと、血が繋がっているので仕方なく我慢しているので問題ないように見えますが、恐らく染井が生まれた瞬間から母は染井を愛したことは無いと思います。
…いえ、愛はあるのかもしれません。
母なりの都合のいい、身勝手な愛が。
或いは人の親として、必要最低限の愛情とか。
若しくは他人から見られた時にネグレクトしてると思われない程度の愛。
しかしそこには染井を人間として尊重する心が無いのでしょう。
だから、染井は母の愛を感じたことがありませんでした。
染井は生まれたとき口唇口蓋裂という、先天性の奇形を持って生まれてきました。
約2年後に生まれた弟が五体満足だったため、生来見栄っ張りだった母の愛は弟に注がれておりました。
そのことにハッキリ気が付いたのは小学2年生の頃、旅行先で染井が甘えて母の膝に乗ろうとした時に拒絶し、その数分後に弟を膝に乗せているのを見たときでした。
…泣きました。
10にも満たない子どもには残酷な仕打ちです。
それ以来、染井は母を半ば拒絶して生きてきました。
…はずなんですが、クソニートな家事手伝いのこの身。
親から離れたい。
でも生きるの面倒くせぇ。
学校の勉強や行事もやる気が無かったのに、外に働きに行くとか一人で暮らすとか、況してや結婚して新しい家庭を築くとか無いわ~。
だって全部面倒臭そうなんだもん。
自分が異常に無気力である自覚はあったものの何が原因なのか、どうしたら良いのかさっぱりわからず、とうとうアラフォーになってしまいました。
大変恥ずかしいとは思います。
恥ずかしいとは思いますが、どうして良いのかわからない。
このままではダメだと思うし焦るけど、一念発起して新しい人生を始めよう思う気がさらさら起きない。
この無気力の原因に気が付いたのは、つい最近、たまたま目にした毒親に関する文を読んだ時でした。
『親から省みられなかった子どもは無気力に育ちます』
…あ、そうなんだ(;゜∇゜)
染井は自分が生来の怠け者なんだと思っていました。
すべてが母のせいだとは言いませんが、人格形成の一因にはなっていたようです。
無気力で面倒臭がり染井なのに、親の介護とかこれ以上無理です。
介護生活半年でぶっ壊れてガラス蹴りわって自傷始めて、身も心もズタズタになったし。
さすがに脳梗塞から3年経ってるし、心房細動も治ったみたいだし、麻痺も軽いし、介護保険も要支援2で一番軽いし。
何より軽くネグレクトしてくれた分際で介護を要求しないでください(笑)
そろそろ介護から卒業していいですよね?