■小さな起業を構成する経営要素 商品編

小さな起業でビジネスを成功に導くには重点商品をはっきりと決めることが必要です。重点商品を決める時の10のポイントを挙げます。

1.あなたの性格と合っていること
自分の性格と合わない商品を扱うと真剣さがなくなり、ストレスの原因となります。好きこそものの上手なれ。あなたの性格と合う、あなたの生き方に適した商品やサービスを扱いましょう。

2.あなたの過去の経験と関連があること
隣の芝生が青く見えるのは人間の性。起業に際してこれまでに経験のない業界に手を出す人がいますが、あなたより先行して、その業界で人生を掛けて何十年にもわたって仕事をしている人が既に大勢います。あなたのこれまでの経験を活かせる商品やサービスを扱いましょう。

ただし、これまでにない商品やサービスをあなたが見つけ出した場合、お客様への説明や販売には苦労しますが、下記述べる強い競争相手がいないので努力がそれなりに報われることはあります。

3.強い競争相手がいないこと
※※ページで説明するように経営資源の少ない弱者企業は強い競争相手と戦うと負けるのは目に見えています。強いライバル企業と競争せざるを得ないような商品、サービスは手掛けるべきではありません。

反対に競争相手は多いけれどこも真剣にビジネスを行っておらず、勉強もせず、顧客対応のレベルも低いような商品、サービスは勝ち目があります。

4.用途を明確にした商品やサービス
専用商品、特殊用途の商品、あるいは市場規模が小さな商品は小規模起業向きです。その理由は見込み客の特定が容易になるからです。

5.すでに強い商品
すでにお客様からの引き合いがあり、自社に強い商品がある場合には。その商品により力を入れます。弱い商品や競合に負けている商品は切り捨てます。

6.シンデレラ商品
すでに商売を行っている場合には特に広告もしていないし、営業もしていないのに、お客様から引き合いがある、人気がある、売れるといった商品やサービスがあるかもしれません。このような商品をピーター・ドラッガーはシンデレラ商品と呼んでいますが、こういった商品も小起業向きです。

7.大量生産がしにくい商品
大量生産品を扱うのは強者の戦略になります。小さな起業家は手作り品や少量生産品を扱うのが原則となります。

8.保存が難しい商品
生鮮品や取り扱いが面倒な商品は人の力による作業が必要になりますが、大手企業はこういった商品の取り扱いには参入したがりません。
そのため経営資源の小さな起業家にも勝機があります。

9.世の中に必要であるが他の人があまり扱わない商品
ツライ、キツイ、泥臭い、長時間労働だけれども世の中には必要とされているものがあります。そういった商品やサービスにはいわゆる高学歴の人が手を出したがりません。そのような商品やサービスはこれから小規模に起業しようとする人にとっては勝ちやすい商品と言えます。

10.あなたの資金力で対応できる商品
どんなにほれ込んだ商品やサービスであっても製造に大きな費用が必要になる、提供に大掛かりなシステムや工程が必要になるものは避けます。あなたが対応できる資金量を超える商品やサービスに手を出してはいけません。

小さな起業で取り扱う商品やサービスを決める際には10項目のそれぞれを確認しましょう。
 

 

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