■良い商品と一生懸命幻想に陥るべからず

私は日本全国で講演を行って、各地の社長と話をしています。


そして次の質問をします。


「社長の会社の商品の特徴は何ですか?他の会社とどう違うのですか?」

最も多い答えは何だと思います?

それは・・・「質が高い」「一生懸命である」です。

私は日本で「粗悪な商品」を「適当に販売している」会社やお店に出会ったことがありません。ほとんどの会社やお店が質の高い商品やサービスを一生懸命働いて提供しています。

マイクロビジネスを軌道に乗せるためには質の良い商品やサービスは不可欠です。そして一生懸命であることも絶対に不可欠です。

でも、それだけではダメ。


良い商品を扱っているだけでビジネスが軌道に乗るのなら、世界一のクオリティを誇る日本の家電製品を扱っている町中の電気屋はつぶれないはずです。

そして、私が知る限り日本中の個人事業主も中小企業経営者も朝から晩まで死ぬほど一生懸命に働いています。


しかし、景気が良いと言われる時期でも中小企業の半分は赤字です。

(参照: TKC全国会、平成29年版TKC経営指標(BAST)記載「黒字企業割合52.0%」)


ちょっと景気が悪くなると7割、8割は赤字になります。

後日、投稿しますが小さな起業を軌道に乗せるには「良い商品(サービス)」を「販売する」ための「戦略と戦術」を「一生懸命」に考えて「売れる仕組みを作る」ことが大事です。

はっきり言うと良い商品を扱えばよい、一生懸命やればよいという考え方は甘すぎます。

それは商売のスタートラインに過ぎません。

「良い商品(サービス)」を「販売する」ための「戦略と戦術」を「一生懸命」に考えて「売れる仕組みを作る」のが小さな規模といえども、それは起業家であるあなたの仕事です。

 

累計講演回数1000回超!ビジネス心理学講師・酒井とし夫