毎度ですがSR125(旧車)のフロントフォークのオーバーホールです。
SR125は特殊な形状でアウターチューブ底に止めボルトが無く、インナーチューブを外すのはひたすらチューブをガンガン引っ張るという・・すごく手間が掛かります。というか抜けない・・
Web上でもこれといった情報もなく、専用工具も見当たりませんでした。
今回無い知恵を搾って専用工具?を作ってみました。
インナーチューブの先端にM10 1.25ピッチのネジ穴があります。
初めにダストブーツ、クリップ、シールワッシャーは外します。
M10 1.25ピッチの寸切りボルト、ナットを3個、ワッシャーを2個用意します。
適当なパイプですが、内径が42φなら左側のワッシャーは不要です。
図のように組み立て右側のナットはWナットで回らないようにします。こちらを抑えておいて左側のナットを閉めこんでいくとインナーチューブと共にオイルシールが外れてきます。
オイルシール最後の所が抜けないので万力で42φのスペーサー作ってます。
パイプ内径が42φならスペーサが無くても最後までシールは外れます。
分解できました。寸切りボルトはamazonで、ワッシャーはモノタロウで購入しました。
個人的にはSR125は良くできたバイクだと思っています。この赤SRはまだブレーキやクラッチ、駆動系、電気系、キャブレター、タイヤ交換等整備が必要ですがなかなか楽しめています