36年後の私。
それは母の今の年齢である96歳。
母はまだボケてもいないし、自分のことはほとんど自分でできて、
特段世話をする必要もない。
そりゃ、足元は多少ふらつくし、耳も遠くなっているけれど、
元気でいてくれている。
同居の娘としては、感謝しかない・・・!!
はずなのだが。
一緒にいる時間が長いと、とってもイライラしてしまう。
理由は実にくだらないことなのだけれど。
で、考えた。
私が、母の年まで生きていたら、
娘たちはこんなふうに思うのだということを書いてみようと。
【96歳の私へのアドバイス】
まず、同じ話を何十回とするのは仕方がないけれど、相手は聞いてないよ。
聞きたくなる話し方の研究をするつもりで、話すのはいいかもね。
たとえ同じ内容でも。
それから身体の老いを嘆いたところで何ともならない。
嘆くよりも、笑いに変える工夫をしよう。
噂話をするならば、自分の尊敬する人や、好きな人のことを話そう。
長生きしていることを嘆くのはやめよう。
今日も生きていることへの感謝と、生きててよかったことを話そう。
何もできなくなって、そのことを申し訳なく思うのはわかるけど、
そんなのは当たり前だし、いちいち謝るのはやめた方がいい。
やってもらっていることがあるなら、それがどんなに嬉しいか、そんな感謝の気持ちを伝える。
その方が周りの人は嬉しいはずだから。
悲しい顔より、やっぱり笑顔。
毎日ひとつは楽しいことを見つけよう。
それを日記に書くといい。
・・・
思いつくこと書いてみたけど
96歳になった私、どれだけできるかな。
今の私へ。
理想はあるけどね、
見守る気持ち、感謝の気持ち、おおらかな気持ちを胸に
母と向き合おうね。
明日は今の私へ、母の気持ちになって書いてみよう。
キツイけど・・・。(笑)