今回は
「イヤなことがあってモヤッとした時に、
そのままにしておくことの最大の問題点と、その対策法とは?」
というお話をします。
イヤなことがあって、何かモヤモヤするんだけど
そのままにしとこう、ってこと、ありませんか?
フタをするというか。
それって、こんな感じじゃないかと思うんです。
たとえば、
赤ちゃんがギャー―――!!と泣いたとしますね。
その時に
「おなかがすいてるのかな?」
「オムツがぬれてるのかな?」
「どこか、かゆいのかな?」
とか、いろいろ、考えますよね。
さぐるというか。
何で泣いてるのかの「理由」を。
原因というか。
それで、おなかすいてるのでもなさそう、
オムツもぬれてないし・・・ってやってって
「あ、△△だったんだ」って
泣いてる原因がわかって。
それで、赤ちゃんも無事泣きやむ、
めでたしめでたし、という。
モヤッとした時も、
それと同じだと思うんです。
何かがあって、モヤッとした。
誰かに何か言われて
なぜだかわかんないんだけれど
何か、モヤッとしている。
言ってみれば
「心が、泣き声をあげている」
状態だと思うんです。
でも、
「そういうのあんまり考えたくないから」
と、そのままにする。
それ以上、考えない。
それって、ちょっと極端に言うと
赤ちゃん泣いてる時に
原因考えるのめんどくさいし
うるさいから軽く口をふさぐ
みたいな感じなんじゃないかなと思うんです。
もしそういうのを続けてたら
赤ちゃんだったら、
どうなるでしょう。
やっぱりいい影響与えないと思うんですよね。
心だったら
「ああもう、何も声あげるのよそう」
ってなるんじゃないかと思うんです。
自分自身に対して、心を閉ざす。
自分の中に2人いて、
もうひとりの自分が、もう片方の自分に
心を開かない状態、というか。
これって、やっぱり苦しいと思うんです。
知らず知らずのうちに
ストレスをためこんでしまうというか。
声をあげないから
自分でも気づかないという。
じゃあ、どうしたらいいか。
モヤッとした時に
「何が一番イヤだったの?」って
きいてあげる。
言われた言葉じたいがイヤだったのか
相手の表情なのか
その時の態度なのか
いろいろきいてあげるうちに
「これがイヤだったんだ」って
わかってくると思うんです。
それだけでも、ちょっとスッキリしたり
気づきにつながることもあるんじゃないかと。
でも逆に、
「きいてもわかんない」
っていう場合もあると思うんです。
自分でも何がイヤなんだかよくわかんない、
っていう。
でも、それでもいいと思うんです。
「あ、きいてくれようとしてるんだな」
って、心が思ってくれるだけで、
全然違うと思うんです。
閉ざそうなんて思うこと、なくなると思うんです。
だから
モヤッとした時に、そのままにしないで
「何が一番イヤだったの」って
きいてあげる。
これが、大事だと思うんです。
イヤなことがあってモヤッとした時に、
そのままにしておくことの最大の問題点は
自分自身に対して、心を閉ざしてしまうこと。
そのための対策法は
モヤッとした時にそのままにしないで
「何が一番イヤだったの?」って
きいてあげること。
もし、何かのヒントになりましたら幸いです。
最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。
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※こちらの記事は、【IRM感情科学プログラム】にて学んだことをベースにしています。
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