こんばんは。
前に
「自分にきびしくして、自分を苦しめてしまう、あなたへ」や
「自分にやさしくしようと思っても、それが難しくて苦しんじゃう、あなたへ」
の記事を書いてきたんですけど、
今まで自分にきびしくしてて、それで苦しくて
やさしくしようと思ったけど、なかなか難しいんだよね」っていうこと
あるんじゃないかと思うんです。
でも、僕、思うんですよね。
自分にきびしい人ほど、自分にやさしくなれる、って。
ほんとに。
なんでかっていうと
それだけ、“自分のいいところ”にも
気づける人だと思うから。
自分にきびしい、っていうのは
それだけ、気づいちゃう人なんだと思うんです。
他の人だったら、気づかない所にも。
で、気づいて、そのままにしとければラクかもしれないけど
そのままにしとけない。
それも「じゃ、こうしよう」とか
やさしく言えば(自分に言ってあげれば)
まだラクなのに「もう!」みたいに、
責めるみたいに言っちゃう。
そういう感じじゃないかなあと思うんですけど。
でもそのほんとに「気づける」っていうのは
すごい「強み」だと思うんです。
自分にやさしくなれる。
だって、気づけるんですもん。
他の人には見えないことが
見えるんですもん。ほんとに。
「いや別に、そんな、超能力者じゃないし」
って思うかもしれないんですけど、
でもほんと、そのくらいの能力だと思うんですよ。
ほんとに。
ちょっとここで僕の話になって恐縮なんですけど
僕は、すごく、
「人のあらさがしをする」のが、得意だったんですよ。
(イヤな性格ですね。 苦笑)
そういうのを見つけてはバカにして、
今でいうマウントを取る(精神的マウント)
みたいな。
今でも覚えてるんですけど
中学の時の先生で、
漢字の読み間違いをよくする先生がいて
わざと「これなんて読むんですか?」とか聞きに行ったりして
心の中で、すっごいバカにしてました。
(ほんとにやな子どもですね)
(で、もちろん、自分にもすごく、ダメ出しをしてたのですが)
でも、そんな、人のちょっとした間違いに気づきやすい僕は
大人になって、ある能力をすごく評価して頂けるようになります。
それは「校正」の能力です。
誰かが作った文章に目をとおして
感じや送りがなの間違いがないか等を
ざーっとチェックする仕事です。
それが、自分としては、ふつうにやってる感じだったんですが
すっごく評価してもらえたんですね。
実際、何人かで校正をやっていても、
客観的に、自分のやったのが一番こまかく見れてたかなと思います。
(もちろん、僕が気づけなかったのを、他の方が見つけて下さった、
というのもたくさんありました。本当に感謝です)
で、何が言いたいかっていうと、
その「気づける力」っていうのは
すっごく特別な能力なんだ、
ってことです。
大事なのは、どこで、どう使うか、だと思うんです。
先生の漢字の間違いを見つけて、
マウントを取ってる場合ではないわけです(苦笑)
そっちじゃなくて、いい方に、目を向ける。
で、また僕の話になって恐縮なんですが
その、いい方に目を向けられるようになったら、
逆に「そこほめてくれるんですか?」みたいに、
喜んで頂けることが、多くなったんですね。
僕としては、何か特別に
「ほめよう」とか
「人が気づかない所を見つけて・・・」とか
全然そんな思いはなくて
ただ、ほんとに、思ったままを
「すごいですね」ってお伝えすると
そう言って頂けることが多い、という。
ほんとにありがたいことなんですけど。
で、別に自慢がしたいわけじゃなくて、
てことは、自分にきびしい、その元になってる気づける能力っていうのは
ふつうにしてるだけで、ほんとは
自分のいいところも気づける、見つけられる能力なんだと思うんですよ。
もちろん自分だけじゃなくて
ひとの、(他の人では気づかないような)いいところも、
見つけてあげられる。
それだけスゴイちからを、持ってるってことだと思うんですよ。
たとえると、ものすごく高級な包丁をもってて
包丁さばきもそんじょそこらの腕前じゃなくて
すっごいプロ並みで
ほんとはすっごいおいしい料理をふるまえる腕を持ってんのに
そっちじゃなくて
(包丁を食材に向けるんじゃなくて)
自分自身に包丁を向けちゃったりしてる、っていう。
そんな感じなんじゃないかなって思うんですよね。
それで、苦しんでる(自分を苦しめてる)っていう。
すんごい、もったいない。
それだけのスゴイ能力があるのに。
ほんとにもったいない。
だから、そっちじゃなくて
おいしい料理をふるまう方に
使ってほしいんですね。
だってそれだけの腕があるんですもん。
ぜったい!
そしたら絶対、
自分もまわりも幸せになると思うんで
ほんとに。
「ん~、それはそうだとしてさ~、
自分にやさしくするには、
具体的にどうしたらいいの?」
そうですよね。
具体的に、は、またちょっと長くなっちゃうと思うので、
またの機会にさせてください。
でも、とにかく、とにかく、その、何度も言いますけど
「自分にきびしく」の根っこにある「気づける」っていうチカラは
自分にやさしくなれる上でも、それ以外の所でも、
すごく強みになってくれると思うので、嫌わないであげて下さいね。
自分にきびしい人ほど、
本当は、自分にも人にもやさしくなれる。
なぜなら、人より、“気づける才能”を持っているから。
だから、その才能を、大事にしてあげて下さい。
フタをしないであげて下さい。
その才能を、どんどん、開花させてあげて下さい。
そしたら、もっともっと、あなたの強ーい味方に、なってくれると思うので。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
あなたのますますの幸せを、応援しています!
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noteブログもやっています。こちらとはちょっと色合いの違う記事をアップしています。