「動乱」は見ごたえ充分で久々に感動した。
歌手時代の淳子さん出演の映画としては、異例ともいえる大作だが、かえって淳子ファンには、食わず嫌い?的な意見も耳にする。
確かにこの手の映画は、気軽な感じで見れないので敬遠されがちなとこもあるが、
映画好きand淳子好きの私としては、最高のプレゼントだった。
とにかく良かった!最近あまり良い映画にあたっていなかったのだが、久々のヒット
だった。
子供の頃、映画館で観た時は、「よくわからん~」という印象だったが、今回はとても
感動した。
さすが高倉健さんと吉永小百合さんという両巨頭が出演されているだけあり、おもみ
があった。
最近の邦画では妙に跨張された演出が目立ちリアル感に欠ける作品が多いのだが
両巨頭の演技、存在感はまさに迫真だった。
淳子さんが出演された時、映画館におこった”謎の温かい笑い”も今回理解できたように思う。
健さんの存在感はさすがに凄いものだった、何より吉永さんの美しさは表現できないほど素晴らしかった。
吉永さんは当時40代前半だったと記憶しているが、若い頃の吉永さんは映像でしか知らないが30~40代の吉永さんのほうが個人的には綺麗だと思う。
ラストシーンはつらいものがあったが、実話なので仕方がない・・・・涙