昨日、森田芳光監督と上田馬之助さんが亡くなられました。
森田さんの映画は何本も見ておりますが、特別な思い入れはありませんがまだ61歳という
事で惜しいです。
上田さんはプロレス狂だった私は、実物も何回か見ており、日本人の代表的なヒールでした。
聞いた話によれば当時外国人のヒールが日本で多額のファイトマネーを稼いでおり、高額なお金
に歯止めをかける為に日本人初の祖国でのヒールをされたとか・・・。
当初、吉村さん等は上田さんの親族の事を心配して真剣にヒールに反対したそうです。
今では金髪ヒールは定番になりましたが、当時は異様でした。
また日本プロレス時代、アントニオ猪木、ジャイアンント馬場さんらが中心となり水面下で計画していた
クーデターを猪木の行動に不信感を感じ、幹部に密告したちょう本人だと言われております。
それにより猪木は解雇されたわけですが、後に上田さんは、本当は馬場さんが密告したのだと言われて
いましたが今となっては真相はわかりません。
上田さんはヒールとして悪名をとどろかせましたが、真の上田さんはとても優しい人柄で、私の知人
が興行主の知人がいて新日本プロレスのレスラー達と食事をした事があり、その時上田さんはとても
低姿勢で謙虚だったそうです。
余談ですが、藤波辰巳さんや猪木は無愛想だったそうです。
プロレスが熱い時代、日本人唯一のヒールとして活躍された上田さん、当時子供だった私は本当に
怖かったです。
お疲れ様でした。