ティファニーで朝食を「ムーン リバー」 | 「はじめての出来事」

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「ムーン・リバー」ご存知「テファ二ーで朝食を」でのワンシーンである、お金持ちになろうとニューヨークで生活するオードリーが演じる主人公に、かけだし中の小説家(ジョージ・ペパード)が恋をする物語。
お金もちを夢みた主人公が、途中でこの歌をしんみり歌う「ムーンリバー夢のまた夢、いつかわたってみせる・・・」なんともいえず、せつなくなる名シーンだ。

当初パラマウント映画の社長が、このシーンをカットしようと言ったが、オードリーがさせなかったそうだ。
この映画自身、原作者のトールマン・カポティがマリリン・モンローの主役を条件に映画化を了承したが、モンローが娼婦役が嫌で断り、脚本はへップバーン用に変更され原作とかなり異なる内容となったらしい。

高校生の時初めて「ローマの休日」をみてとても感動した。
そしてこの映画がテレビで放映された。「ローマの休日」のような純粋な内容を期待していた高校生の
私は、少し期待外れだった。というより、コロコロ変わる主人公の気持ちが全く理解できず、精神分裂症におもえた。
それから月日がたち、オードりーが亡くなられ、テレビの追卓番組で「ティファ二ーで朝食を」が放送されていた、私ももう30歳ぐらいで何気に見ていたのだが、とても感動してしまった。

若い時は純粋すぎて理解できなかった主人公の気持ちが、よくわかるではないか、その後この映画は10回以上見たと思う。
オードリーの映画はほとんど観たがこの映画が一番好きだ。逆に「ローマの休日」などは今見てもそれほどとは思わなくなってしまった。

余談だが今の女子高生数人に、この2本のビデオを貸した事があるが、貸す前に「君らにはローマの休日の方がおもしろいと思うよ、ティファ二ーで朝食をは難しいかも・・・?」と前おきして貸したのだが、見終えた後、全員「ティファ二ーで朝食を」
の方がおもしろいと言ッていた。わたしの高校時代と違い大人だな~と思ッた。

ちなみに映画ではキスシーンのハッピーエンドで終わるのだが、原作ではキスをした後、主人公はそれをほどいて一人歩いていッてしまうそうだ叫び
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