「ミスタームーンライト」ビートルズのカバーで有名だがオリジナルはDrFeelgood&the internsの「DrFeelgoog」という曲のB面らしい。
アメリカのDJがラジオで黒人の音楽を紹介し、黒人の音楽家達が脚光を浴びた。
彼等の音楽こそがロックの始まりといわれている。
ロックはまたたくまにアメリカの若者に広まり、今まで日の目をみなかった黒人の音楽家達がどんどん
ブレイクしうるおった。
しかし、ある事をさかいにして、彼等の積み上げてきた物が崩れ落ちてしまう。
ビートルズの来日である。一せつには、黒人音楽の破滅を狙った白人の陰謀だともいわれている。
しかし当初、音楽関係者達はビートルズの音楽を、あまり評価していなかったそうだ。
結果はご存じのように、一大ブーム、「20世紀最大の音楽家」とまで評されている。
この曲はクリスマスにむけて、アルバムを制作したかったが、オリジナルだけでは間に合わずカバー曲数曲をいれ「ビートルズ・フォーセル」に入れられているが、デビュー直前のライブでも演奏されたり
したそうだ。
初期のビートルズはカバー曲も多いが、こうしてオリジナルを聴けるのは、便利な時代になったものだとつくずく思う。昔は、お気に入りの曲が録音出来た時は跳びはねて喜んだものだ。
「ミスタームーンライト」のオリジナルは私の中では、幻の名曲で一生聴けないものと思っていた。