ようやく本格的な梅雨の日々になってきましたね
近所の緑地公園には沢山の池があります
その一つが一面蓮で覆われた、いわゆる蓮の池です
巨大に成長した蓮の葉で池面がまるでキャベツ畑のように
グリーン一色でとても印象的な表情をしています
時期的に蓮の花が咲き始めています
まだ数えるほどしか咲いていないように見えますが
一面に咲き誇る様は凄いでしょうね
仏教では蓮とはとても重要な華であり、
そして象徴性が高い存在です
チベット仏教ではパドメ または ペマ と呼びます
英語では Lotus ロータスですよね
本来、”絶対的に清浄なるもの” という意味も持っています
”真理” といっても良いです
三毒といわれる現世の四苦八苦の原因となっている
3つの行いがあります
貧(とん)・・・貪欲さ
瞋(じん)・・・怒り
痴(ち) ・・・愚痴
その三毒や、傲慢さ、渇望、ねたみ、性的愛着
そのような迷いの状態から覚醒し、六道輪廻の輪から離脱した
清らかな仏様や聖人が、象徴的に蓮の華の上方に立っている
としています
密教は5仏や5部という教えを説いています
大日如来 = 仏部 (中央)
阿閦如来 = 金剛部 (東)
宝生如来 = 宝部 (南)
無量寿如来 =蓮華部 (西)
不空成就如来 = 羯磨(かつま)部 (北)
宇宙の創造仏である大日如来の悟りの教えを
4仏それぞれが方角や役割や智慧を持って
この世界にはたらきかけています
詳細の説明は割愛しますが、
その一つ無料寿如来(=阿弥陀如来)さんが受け持つのが
蓮華部です
その特性は、清浄で、あらゆるものはあるがままで存在している、
という真理であり、清浄で安楽な道理をもたらす智慧を与える
はたらきをしています
そして人はみな慈悲の心を持っているという智慧を授けてくれます
真言宗に大変重要な「理趣経」という密教の核心を説いた
お経があります
真言僧侶は毎日欠かさず読誦します
その後段にエッセンスが詰まった"百字の偈"という詩文があります
そこに、以下の一行があります
「如蓮体本染 (じょれんていほんぜん)
不為垢所染 (ふいこそぜん)
諸欲性亦然 (しょよくせいえきぜん)
不然利群生 (ふぜんりきんせい) 」
(訳)
蓮(はちす)は泥(どろ)に咲きでて、
花は泥(よごれ)に染(けが)されず
すべての欲もまたおなじ
そのままにして人を利(り)す
美しい蓮の花は私たち人間が本来有している
とても清らかな慈悲の心を表わしています
どんなに汚れた衆生に塗れていても、
本来染まることなく慈悲の心で大衆の利益に
尽くす力を持っているということです
欲自体はいけないものなんかではなく、
人々の幸せを願う大欲というものはとても浄らかなものです
と説いているありがたいお経です
チベット密教では
白い蓮の花は、マンジュシュリー(文殊菩薩)とタラ菩薩の象徴です
花が半開きの蓮は、ナイトロータスとして女性原理を表しています
ピンク色の蓮は太陽を意味しています
Green Tara
White Tara
蓮の花の見方が変わりますよね
Tara菩薩のように一輪の蓮を手にイメージして
浄らかに生きたいものです
大阪 スピリチュアル なら 六大燈