THE ANSWER
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190211-00051442-theanswer-spo
2/11(月) 10:12配信
四大陸選手権で優勝を飾った宇野昌磨【写真:Getty Images】
演技後にリンクに手をついて立ち上がれず「体の中に吐く息も進む力も…」
フィギュアスケートの四大陸選手権は9日(日本時間10日)、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)4位の平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(トヨタ自動車)がフリー世界最高となる197.36点をマーク。自己ベストの合計289.12点で大逆転Vを飾った。演技後、膝から崩れ落ちた印象的なシーンに米メディアも脚光。「吐く息も進む力も残ってないようだった」と表している。
すべてを出し尽くした。それを象徴するようなシーンだった。宇野は迫真の4分間を演じ切ると、思わず膝の力が抜けたかのように崩れ落ち、両手両膝を氷についた。右足首に不安を抱えながら演じた魂の演技。ホンダセンターに大歓声が響き渡る中、宇野はおよそ9秒立ち上がることができなかった。死力を尽くした証しだった。そんな姿に開催国の米メディアも注目した。
米紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「日本のショウマ・ウノが四大陸選手権でタイトルへ躍動」と見出しを打って特集。「ショウマ・ウノはベートーベンの『月光』に乗せた完璧に近い演技を終えた時にホンダセンターの氷上にひざまずいた」と演技後の様子に脚光を浴びせた上で「まるで、彼の体の中に吐く息も進む力も残ってないようだった」と迫真ぶりを表現している。
怪我を乗り越えた主要国際大会初V「彼の心の中には様々な思いが…」
「1年前の平昌五輪の銀メダリストであるウノは足首の怪我に打ち勝ち、激しい争いとなった四大陸選手権でリードした。頭を上げて観客の声援に応える前に、彼の心の中には様々な思いが巡っていた」
怪我を乗り越えた宇野の胸中を慮り、さらに「誰もこの21歳の日本人選手のレベルには到達できなかった」「ショートプログラム4位から飛躍し、勝利を鳴り響かせた」とも記し、大逆転Vを称賛した。
主要国際大会で2位が続き、シルバーコレクターと評されたこともあるが、困難な状況を克服してビッグタイトルを手にした宇野。これが、スケーターとしてさらなる飛躍のきっかけとなるか。3月の世界選手権(埼玉)は見ものとなりそうだ。
THE ANSWER編集部
