産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190205-00000551-san-spo
2/5(火) 17:23配信
欧州以外の国・地域によるフィギュアスケートの四大陸選手権が7日、米アナハイムで開幕する。日本勢にとっては、3月に開かれる世界選手権(さいたま)の前哨戦にもなる。女子はグランプリ(GP)ファイナルを制したシニア1年目の紀平梨花(関大KFSC)、全日本女王の坂本花織(シスメックス)が優勝争いを牽引し、男子は右足首の回復具合が気になる平昌五輪銀メダリスト、宇野昌磨(トヨタ自動車)が初優勝できるかに注目だ。(田中充)
紀平は国際大会4連勝中。スケート靴の調整に苦しんだ昨年末の全日本選手権は2位に終わったが、1月に米コロラド州で10日間の合宿を敢行。トーループ、サルコーの2種類の4回転ジャンプにも精力的に挑み、今大会に向けてフリーの振り付けを手直しした。
ショートプログラム(SP)とフリーの合計でルール改正後の今季世界2位の高得点を持つ16歳。SPとフリーで3本組み込む得点源のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の成否が初制覇の鍵を握りそうだ。
大会2連覇が懸かる坂本は、全日本で持ち味のダイナミックなジャンプに加え、磨きをかけてきた表現力で得点を伸ばした。国際大会でも表現面で高い評価を得られれば、得点の上積みが期待できる。坂本と同じ拠点で練習する2年前の女王、三原舞依(シスメックス)もミスのない演技で表彰台を狙いたい。
男子は五輪2連覇の羽生結弦(ANA)、GPファイナルを制した全米王者のネーサン・チェンが不在。主要国際大会で6連続2位の宇野にとっては初タイトル獲得のチャンスだが、3連覇した全日本での右足首捻挫が不安材料だ。
1月25日には今月下旬の国際大会「チャレンジ杯」欠場を発表。自身の公式サイトで「けがが思ったよりも長引いてしまい、一時は四大陸選手権も間に合わない可能性があった」とした上で、「試合に出られる状態まで回復の目途も立っているが、(世界選手権前に四大陸選手権と)2試合出るには、まだ不安もある」と説明していた。
海外勢では、羽生と同門の17歳でGPファイナル3位の車俊煥(韓国)や前回王者の金博洋(中国)らが出場する。