スポニチ
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[ 2018年12月8日 17:12 ]
フィギュアスケート・グランプリファイナル第2日 男子フリー
( 2018年12月7日 カナダ・バンクーバー )
男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の宇野昌磨(20=トヨタ自動車)は183・43点、合計275・10点で、逆転ならず2年連続の2位。 五輪、世界選手権、四大陸選手権を含めた主要大会では準優勝の結果が大半。 シルバーコレクター返上へ、フリーでの逆襲を狙ったが、またも世界一には届かなかった。
【宇野と一問一答】
――かなり持ち直した?
「そうですね。今朝の練習も特に悪いところはなく、いつも通りだったかなと思うんですけど。 後半の、最後のジャンプ2つだけが、やはりコンビネーションがいつもと違う力が入ってしまって、着氷の場所がちょっと違ったかなという印象でした」
――力が入ったのは何が?
「うーん。なんか…。 単発のジャンプは割といつも通りの力が抜けた状態で、いつもを再現できたかなと。 やはりコンビーションになったときに、一本目を跳んだ後、どうしても力が入ってしまう。 コンビネーションが課題になってくると思うんですけど。 サルコーも結構いいところまで調子を上げていたので、もうちょっといいサルコーが跳びたかったなという思いです」
――4回転トーループを降りて、どこを克服した?
「どこを克服したというよりも、自信はある程度あったので、体もいつも通りに動いていて、すごく落ち着いてたのでトーループもアクセルもいつも通りをやっと再現できたかなと思いましたけど。 まあいつも通りじゃなかったのが、やはり最初のサルコーとコンビネーションジャンプかなと思います」
――動きすぎたのか、動かなかったのか?
「いや、どっちでもなかったですね、今日は。 今日はちゃんと最初から最後まで自分でコントロールすることがができていたんですけど。 それでもコンビネーションジャンプというところでそこの部分だけが力が入ってしまった。 そして、いつもと降りる場所が違って、自分を見失ったという感じでした」
――昨日から考え方を変えたか?
「いや、特に変えてはないですし。 燃える何かがあるわけではなかったですけど。 それこそ、昨日言っていただいたように、試合でのトーループが成功したところが自信につながったと思いましたね。 朝も練習で曲でトーループ失敗したくなかったので、全部スルーして、トーループのいいイメージを持って。 無駄に自分の自信をなくすようなことをしないようにと思ったんですけど。 もうちょっと自分に自信を持てたらなと思って、演技ができたらなと思って」
――2位にいろいろな思いある。 今回の2位に関しては。
「全然自分でも満足はしきれない演技でしたけど、それ以上に申し訳ないなという思いと、試合が終わってこの場で話したりしてるときに、最近ずっと同じような気持ちで次の試合頑張りたいですと言い続けているな、という。 なんか、自分にあきれたところもありますけど、僕だけが悔しい思いをしているわけじゃないですし。 あまり落ちこんでばかりもいられないので、次の試合に向けて頑張ろうという気持ちもあります」
――みんなの演技を見てって言っていたけど、ネーサンは見たか。
「はい、見てました」
――自分の中で影響は。
「あまりなかったですね。 まだ自分の演技が終わって、先生のとこに来るころには、自分がどれくらいの点数が出て何位なのかも自覚していましたし、ただ、見たからといって、影響はなく、ちゃんと落ち着いて滑ることはできたと思うんですけど。 本当にコンビネーションというジャンプが僕のなかでの課題だなと強く思いました」
――気持ちが空回りした。自分が信じ切れていないところは。
「過去にプレッシャーで本当に体が動かないときを経験しているので、そう考えると、プレッシャーで体が動かないんだなっていうのは、今回は感じられませんでした。 今回の失敗は間違いなく自分の自信のなさ、SPは完全にそうでしたね。 フリーでは、コンビネーションジャンプがやはり、一番ネックだなと痛感しました」
――最近、ずっと責任感と言うが、自分に重圧かかるとかあるのか。
「そうですね、去年までは楽しもうと、言っていたような気もするんですけど。 いずれ、楽しめない日がくる。 楽しんでばかりじゃいられない。まだその年齢じゃないかもしれないですけど、いつかその日が来るって気づきましたし。 自分にプレッシャーをかけて、その中でもいい演技をしたい。 それこそ、羽生結弦選手が毎回やっているように、プレッシャーのなか、それに打ち勝って、素晴らしい結果を残して素晴らしい選手になる。 僕もそうならないといけないなと思ったので、自分で自分にプレッシャーをかけるようにしています」