朝日新聞デジタル
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フィギュアスケートの今季のグランプリ(GP)シリーズ第2戦のスケートカナダが27日(日本時間28日)に閉幕した。一夜明けた28日(同29日)、男子で大会2連覇を達成した宇野昌磨(トヨタ自動車)が報道陣の取材に応じた。主なやりとりは次の通り。
――今大会を振り返って。
「次に向けて頑張らなければいけないなという思いが残っています。体力には自信があったんですけど、まだまだ体力が必要だなと痛感した。もっと追い込んで練習していきたいな、と自覚できたのが収穫というか大きな課題かなと思いました」
――いつも冷静で淡々としているが、熱い一面が見られた。
「元々、冷静でもないですし、すごく負けず嫌いです。その時に思った気持ちをもう隠さずに出そうと思っている。ショート(プログラム=SP)が悔しかった、だからフリーで気合を入れてやったという感じでした」
――練習する時に状況は設定しているのか。
「最近はやっていないですけど、もうちょっと追い込んで(状態が)上がってきたら、昔やっていたノーミスを2回連続するまでかけ続けるという。フリーはやらないですけど。『これを失敗したら、もう1回全部やり直す』という気持ちを自分に与えるというのはありましたね」
――動きの引き出しは増えてきたか。
「今シーズンは特に色々なジャンルをやって、自分はこういうこともできるんだとか、色々な自覚をして、自信になった。自分がずっと思っていた『これしかできない』という思いが、少しずつなくなってきたかなと思います」
――次のNHK杯(11月、広島)で成し遂げたいことは。
「もっと演技をしたいってことぐらいですかね。毎試合、ノーミスをしたいなと思うんですけど、それがなかなか難しい。せめて1ミス以内で全体的に『まあ、良かったかな』と思えるような演技をできたらなと思っています」
――去年は手探りでプログラムを変えていった。今季は。
「まあ、あると思います、多分。SPのジャンプの順番を昨日から先生と相談してて。まだ決まっていないので具体的にと言われても特に言えることはないんですけど」
――フリーのジャンプ構成はしっくりきているか。
「サルコーをもうちょっと確率良く跳べるようになれば、すごく自信のあるプログラムに変わっていくんじゃないかなと思います」
――女子の山下真瑚選手が2位になった。同じ先生に指導を受ける同門だが、感じることは。
「頑張ってほしいなと思っています。真瑚ちゃん(山下)はまだまだ若いですし、まだまだこれから先があると思うので。しっかりいろんな経験をしてほしいなと思います」
(ラバル=大西史恭)