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読んだ本をご紹介します!
ご紹介するのは、久松達央さん著書『農家はもっと減っていい』(光文社新書)です。
本の内容は、以下のとおりです。※長崎県立図書館(ミライon図書館)内容紹介
「農家」の8割が売上500万円以下という残念な事実、農地転用という農家の「不都合な真実」…。第一線の農業者が、農業に関する様々なウソに丁寧に反論し、これからの日本の農業のあり方を考える。
これまで有機農業と慣行農業は、対抗するものだと思っていました。
この本を読んで、「有機vs慣行」という構造自体が虚構であり、野菜を病気から守り、収穫にまでこぎつける、というゴールに対するアプローチの違いに過ぎないのだと気づきました。
有機農業の栽培面積は全体の0.5%にしか過ぎず、また、すべての農産物は安全です。
これからは、科学的な視点を持って、ロジカルな観点で農業を見ていくことにしたいと思います。
久松逹央さん著書『農家はもっと減っていい 農業の「常識」はウソだらけ』(光文社新書)
【読書メモ】
「農家は清く貧しい弱者」「耕作放棄地は解消すべき」といった広く信じられている誤解(5ページ)
野菜を病気から守り、収穫にまでこぎつける、というゴールに対して、いくつものアプローチがあり、栽培者は環境や経営資源に応じて適切な組み合わせを選択しています。化学農薬の使用はその選択肢の一つに過ぎません。(145ページ)
(現代の日本の農業における競争環境をまとめると)「・市場が右肩下がりで縮小している」「・生産のモジュール化が進み、スケールメリットが利く分野の産業化と集約が加速している」「・PDCAサイクルが年単位で、習熟に時間がかかる」「・商品の本質的な差別化が難しい」(232ページ)
農薬を使って普通に栽培された農産物が安全なのですから、農薬を使わずに育てたものがより安全ということもありません。どんな栽培方法や飼育方法を採用しようと、出荷物が安全であることは大前提なのです。(267ページ)
7.『超ズボラな人でも毎月3万円貯まる! 「お金じょうずさん」の小さな習慣』(市居愛)
『食と農のプチ起業(シェアキッチン、SNS、ECサイトをフル活用する)』(小野淳)
