作品内容(コミックシーモアコピペ)


辻村医院の次男として生まれた辻村基晴は、幼い頃に出会った友人・蓮見晶にずっと想いを寄せている。一度告白したものの受け入れられず、距離を置かれてしまう。それでも晶と同じ大学に進み、同じ研究室に入る。基晴は葛藤しながらも、すべてを忘れようと芸妓遊びの日々を送っていた。そんなある日、晶に一緒に帰らないかと誘われ、昔に戻ったような感覚になる。友人としてでも隣に居られるのなら──そう思っていた基晴だったが…



■絵
古風で繊細、線が細くて上品な感じ。
むかしの少女漫画の雰囲気で、受け攻めともに中性的な美貌。
『花のみぞ知る』が好きな人は必見。
絵柄そのままに楽しめます。
『テンカウント』とは絵が多少違います。


■ストーリー
とにかくめちゃくちゃ良いです。
後半は『花のみぞ知る』の有川・御崎ペアの続きだし、前半もとても良いです。
この悲恋があったからこそ有川と御崎が…と思える。
なんか(背景の)音が聞こえる漫画というか…場面によっては風を感じたり…なんか入り込んじゃうんですよね。


後半の2人の話は、こちらが本編です。

全3巻↓





■エロ度
前半の悲恋はエロ度低いです。
もうちょっとどんな感じだったのか見てみたい気もするけど、これはこれで良いのかも。


後半は少しあるかな。
エロ度はあまり高くないのですが、ドキドキできます。
コミックシーモアでの修正はなし。




お話としては、前半はハッピーエンドではないので嫌いな人もいるかも。
悲しくて悲しくて泣けちゃう時もあります。
でもこの時代やもっと昔は、家同士の取り決めの結婚なんて普通にあったんだよなぁ。
好きな人と結婚できるのは本当に幸せなことなんだと思います。
特に同性で両想いだったなんて簡単にはないことだと思うので結ばれないことが辛すぎるのですが、年をとってもずっと想ってたんだろうなとか、そばにいられてしあわせだったかなとか、そういう思いを巡らせられる作品。


お祖父さんは御崎の大学で講師をしてたとのことだったので教授とも当然接点があっただろうし、お葬式にも行っていたし、奥さんもいてお子さんもいて孫もいたけど、心の奥は教授の居場所だったかなと思いたい。


こちらを読んでから『花のみぞ知る』を読むとまた違った感想も出てきますね。

教授が御崎といる時に嬉しそうで優しいのは好きな人の孫を見守る心境もあったんだなとか。


そしてそして、後半は本当に素敵な続編です。

前半悲しいぶん、後半で埋めてくれたと思う。

BL界の全カップルの中で10本の指に入るくらい有川・御崎ペアが好きなので、2人のこの結末に感動してあたたかい気持ち。


イチオシ♡シーンは
「ありがとう ありがとう有川 もう充分だ」
のところです。


でも全部良いです。
『花のみぞ知る』で描かれていた、俺が女の子だったらという御崎の葛藤への、有川の答えが本当に良いです。


でもほんと女装した御崎美しくて個人的に大好き(笑)

かわいいって言っちゃう。
お姉ちゃんのパワー素晴らしい。

御崎は天涯孤独なので、家族が一気に増えて良かったなと思います。


有川は御崎に対してはずっと名前呼びで、名前を知る前は「あなた」とか「君」と呼びかけてるんだけど

御崎は有川の名前を知る前は「お前」心の中では「あいつ」、名前を知ってからもところどころで「お前」って言ってるんですよね。

この御崎の見た目に対しての口調のギャップに萌える人いるかな?
何か見た目は良いとこのご令嬢(?)的なのに中身は男ってとこが御崎だなって思います。

リアルでは「お前」っていう人あんまり好きじゃないんだけど、御崎は良い。

御崎は特別。

むしろ「お前」って言ってる御崎カッコ良すぎ。


最後のショートストーリーの「お義兄さん」呼びのとこもぜひぜひ読んで欲しい!♡

キュンキュン