作品内容(コミックシーモアコピペ)


「黒瀬くんといると、少しだけ普通の人になったみたいに錯覚する」潔癖症の社長秘書・城谷は偶然出会ったカウンセラーの黒瀬から、潔癖症を克服するための個人的なカウンセリングを受けることになる。10項目を1つずつクリアする療法を進めるうち、次第に黒瀬に惹かれていく城谷だが……?無愛想なカウンセラーと潔癖症の社長秘書、センシティヴな恋のセラピー。雑誌掲載時のカラーを再現したデジタル版限定仕様!


■絵
好き!
少女漫画っぽいと言うよりは少年漫画、青年漫画っぽいのかなぁ。
1巻と6巻だとかなり絵が変わってますがどちらも宝井さんの絵という感じです。
前半は、宝井さんの作品で好きな『花のみぞ知る』『花のみやこで』の絵に近いのでそれはそれで好きです。
でも終盤の方が『テンカウント』な感じ。

線がきれいになってて横顔の癖も減ってます。
純粋に美しさで言ったらあとのほうが美しいかな。
一箇所だけ2人とも耳の位置が高い絵があって(その時作家さんの中でそういうブームだったのか?)妖精みたい…。


■ストーリー
良い。
潔癖症の人の生きにくさというのも(医学的に正確じゃない点もあるのかもだけど)具体的に感じられた。

小さい頃、電車でゴム手袋してる男性を見たことがあって、純粋にあの人どうしたのかなぁ?って思ってたけど、潔癖症だったのかな。

2人とも特殊な過去があって現在があるんだけど、過去に何があったかも少しずつ触れられていき、それぞれのキーパーソンに再会し自分の中で決着をつけていきます。
6巻あるけどずっと飽きずに読める。

2人がこの後どう付き合っていくのか、が気になります。
10年後の2人とか、同棲してる2人とかも見たい。


■エロ度
1巻はエロがないですが、その後は順調に(?)エロを重ねていきます。
受けが潔癖症なんだけど、意外とスピード飛ばしてエロエロしていく。
城谷さんは他人との接触がすごくストレスになってしまう人生だったので黒瀬くんがすべて初めてなんですが、敏感な様子が可愛い。
城谷さん幸せになって欲しい。

コミックシーモアでの修正は真っ白タイプ。
ところどころ分かりにくいシーンがあるので修正もったいないなぁ。

仕方ないんだろうけど。


BLを読み始めて過去の名作が気になり、ランキングとかオススメのまとめ記事をいくつか読んたけど、必ずと言っていいほど入っていた『テンカウント』。


今はもっとたくさんの作品を読んだので『テンカウント』を読み返すことは少なくなり、同じ宝井さんの作品の中でさえお気に入りは違う作品なんですが、それでも万人受けしやすい名作だと思います。
BL初心者は必読。

恋愛!恋愛!っていうBLじゃなくて、カウンセリング、克服の流れでだんだんエロくなっていくのが良いのかな。
SM目線、年下攻めでも楽しめます。
エロも色んなパターンがあるし道具も1つだけ登場するかな。
2人ともタイプ違う美形です。

黒瀬くんはちょっと無表情気味で、格好良いんだけどもう少しいろんな表情見たいです(笑)


この作品だけでなく、BL作品全体を読んで感じるのが、男の子の性の悩みや性の目覚めの難しさですかね。

男の子は性器がむき出しで、サイズや剥け具合などが比較できてしまったり、知識がないまま精通があったり…。

私が小学校の頃は女の子だけ集められて生理の授業があったんですけど、その間男子も授業受けてたのかな?
なんとなく男子はただ体育してると思ってた(汗)

男の子達がみんなトラウマなく大きくなれると良いなぁと思います。
城谷さんも、小さい時はあんなに手を洗うこともなくお父さんと手をつないでいたんですよね。


全然関係ないけど2巻の表紙
ドラマでも時計が映ると時間見ちゃう。
黒瀬くんの時計は5時10分です!(何情報)


あと、1巻冒頭のカラーのページ(城谷さんがソファにもたれてる絵)に1〜9の数字が散りばめられているのですが
テンカウントだから1〜10の数字があるかなと思ったんですが10が見つからないんです。
9までで良いんですかね。
どこかに隠れているのか…知っている方教えてください。


関連図書(?)

・性器のサイズと包茎に悩む主人公の作品
さちもさん『性春キネマ』(4巻配信中で最後はえー!えー!ってなります。まだ続くのかな)


・知識なさ過ぎて夢精に悩む主人公
『赤ちゃんと僕』にも同じ状況の同級生が出て来るんだけど、母親しかいないと男の子ってこういう時に困るんだなぁと思う作品。
良い友人に出会えて良かった。

・大きすぎて悩む主人公
めちゃくちゃ可愛いカップル♡あちこちでじわじわ笑えます!

・性犯罪の被害にあった少年がそれをネタにいじめられて…と書くとこの作品の紹介としては違う気もしますが…
この経緯は外せないとも思うし。
綺麗に言うならガテン系の長身イケメン2人の恋…ヘルメット姿最高♡かな。
中野さんには絶対に、永遠に、幸せになって欲しい。
ヤス頼んだぞ!

中野さんとヤスについて詳しく読むなら
こっちの2話、3話が最初です。


宝井さんのイチオシ♡

その関連でこちらもおすすめ♡


宝井理人さんは今は非BLの『グランネリエ』を執筆中で、しかも別名義octoさんでまたまた非BLの『ボイスラ!!』を連載中です…

なぜ!
なぜ非BLにいってしまうのか。

大好きな日高ショーコさんもそうなんですよね。
『日に流れて橋に行く』大大大好きですよ!?
でもBLで良いじゃん!!!
と思ってしまう私はやっぱり腐女子に片足突っ込んでるのかな。

ちなみに日高ショーコさんは『アンチロマンス』というBLを連載中らしいのですが、コミックシーモアではまだ読めないんです。
早く配信にならないかなぁ。