敷地内同居がスタートし、私と夫が住む【離れ】
数メートル離れた場所には、夫の父、母、祖父、祖母、弟1A、弟Bが住んでいる【母屋】がある。
母屋は瓦屋根の昔ながらの日本家屋といった作りでデカい。
とにかくデカい。



一階部分は土間のキッチン、そしてダイニングとは呼びずらいこちらも土間の食卓がある。結婚する前はご飯は別という話だったのに、嫁に来てしまえば当たり前のように毎食母屋でみんなで食べなくてはいけない流れに。


毎食のご飯を作るのは私に。
義祖父母と義弟達の分まで作らされる。
姑にハメられた!!

ご飯を作っている間、義祖父と義祖母はキッチンに立つ私の背中側の食卓テーブルに座り、「飯はまだか」という無言の圧をかけ続ける。

嫌な圧。


雨の日も雪の日も台風の日も、母屋まで3食ご飯を作り、食べ、片付けなくてはならない。
慣れない炊事。味も不安定ながら一生懸命作りましたよ。
時には薄味、そして濃い味。時には量が足りない。作り過ぎ。
嫁に来て日も浅く、上手にこなせない私に。
私が作ったコールスローサラダを食べた私と同い年の夫の弟がボソッとひとこと。

「なんでこんなん食わなきゃなんねーんだよ」

って。

「あぁー!?おい!ゴルァ!!貴様は何様だ!?ボケカスアホがー!文句あんなら食うんじゃねえよ!テメェで作れや!」と、キレた私はコールスローの入った器を右手で持ち、大きく振りかぶり、義弟の顔面に投げつけました。

なんてことはせず、我慢我慢。聞こえないふりで乗り切りましたよ。
顔は笑顔で、心で泣きました。