ねこのエビのおはなし21話 View this post on Instagram そう言うと アリスは スカートのポケットからマッチを取り出して 火をつけその火をロウソクに移しました 「それに 親切な悪魔だっているかもしれないわ」 ロウソクの灯りは 小さく暖かく エビとアリスを映し出しました 足元を照らすと木の根が一面に張り巡らされ ています 小さなロウソクでしたから 灯りで照らしても2〜3歩先までしかみえませんでした その先は何があるのか 全くわかりません 「先が見えないのも怖いけど、私はいつも先が見えているのが たまらなく つまらないの」 そう言うとアリスは一歩足を踏み出しました エビも続いて一歩踏み出しました それからもう一歩 さらにもう一歩 そうして二人は歩き始めました エビは歩くたびに 木の根につまづいて 何度も転びました 「アリスは強いね」 歩きながらエビはいいました 「どうしたアリスみたいに強くなれるの?」 「きっと あなたに必要な強さと 私に必要な強さは違うのよ」 「あなたは どうして強くなりたいの?」 #ねこのエビのおはなし #ねこのエビのおはなしのタグから過去のおはなしが順にみれます #物語#お話し#story#アリス#エビ#羊毛フェルト#doll A post shared by 39apples (@39apples) on Oct 12, 2018 at 5:58am PDT