ねこのエビのおはなし19話 View this post on Instagram 最後の方はオオカミも長老も ほとんど透けて 蜃気楼のようにゆらゆらと揺れていましたが 言い終ると同時に消えてしまいました 長老とオオカミが居なくなった森の中は 見渡すかぎり、道らしい道もありません 「ぼくたちこれから どうしたらいいんだろう」 「そうね… でも あなたにはわかるはずよ 」 「でも ぼく、本当に何も知らないんだ」 「目を閉じて 耳を澄ませて 頭を空っぽにして 感じてごらんなさい」 エビは目を閉じました 目を閉じると すぐに今まで 気がつかなかった様々な音が エビの耳に飛びこんできました 微かな水の音 風が葉を揺らす音 鳥の声 虫や小さな生き物達が動く音 それらの音はとても心地よく エビはうっとりと聴き入っていました とても清々しい風が体をなでていきます …と その時エビはあることに気が付きました その風はすべて あるひとつの場所に向かって吹いていたのです #ねこのエビのおはなし #ねこのエビのおはなしのタグから過去のおはなしが順にみれます #物語#おはなし#story#羊毛フェルト#doll#人形#エビ#ネコ#アリス A post shared by 39apples (@39apples) on Oct 6, 2018 at 3:06am PDT