サン・テグジュぺリ作“星の王子さま”。
私の宝物のひとつです。
この物語のテーマは
“大切なものは目に見えない”
最近、久しぶりにこの本を開くことになりました。
そしたら、涙が出ました。
何回も何回もこの本を読んだはずなのに
初めて。
気付くとなぜかぽろぽろ。
なのでBlogで紹介します!
この物語は、一人の少年“僕”の目線で進んでいく。
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ある日、操縦士である“僕”はサハラ砂漠に不時着し一晩をすごす。
その砂漠で、遠い星から地球におりたったという王子様に“僕”は出会う。
王子の星は家ほどの大きさで、そこには3つの火山と、根を張って星を割いてしまう程巨大になるバオバブの芽と、よその星からやってきた種から咲いた1輪のバラの花があった。
王子はバラの花を美しいと思い、大切に世話していた。
しかし、ある日バラの花とけんかしたことをきっかけに、他の星の世界を見に行くために旅に出る。王子は他の小惑星をいくつか訪れるが、そこで出会うのは
- 自分の体面を保つことに汲々とする王
- 賞賛の言葉しか耳に入らない自惚れ屋
- 酒を飲む事を恥じ、それを忘れるために酒を飲む呑み助
- 夜空の星の所有権を主張し、その数の勘定に日々を費やす実業家(絵本、新訳の一部ではビジネスマン)
- 1分に1回自転するため、1分ごとにガス灯の点火や消火を行なっている点燈夫
- 自分の机を離れたこともないという地理学者
といった、どこかへんてこな大人ばかりだった。6番目の星にいた地理学者の勧めを受けて、王子は7番目の星、地球へと向かう。
そこからその王子さまが、この地球に降り立ってからの話に耳を傾ける。
地球の砂漠
に降り立った王子は、まずヘビに
出会う。
その後、王子は高い火山を見、数千本のバラの群生に出会う。
自分の星を愛し、自分の小惑星の火山とバラの花を愛おしく、特別に思っていた王子は、 自分の星のものよりずっと高い山、自分の星のバラよりずっとたくさんのバラを見つけて、自分の愛した小惑星、火山、バラはありふれた、つまらないもので あったのかと思い、泣く。
泣いている王子のところに、キツネ
が
現れる。
悲しさを紛らわせるために遊んで欲しいと頼む王子に、仲良くならないと遊べない、とキツネは言う。
キツネによれば、「仲良くなる」とは、あるもの を他の同じようなものとは違う特別なものだと考えること、
あるものに対して他よりもずっと時間をかけ、何かを見るにつけそれをよすがに思い出すようになる ことだという。
これを聞いた王子は、いくらほかにたくさんのバラがあろうとも、自分が美しいと思い精一杯の世話をしたバラはやはり愛おしく、自分にとって 一番のバラなのだと悟る。
キツネと別れるときになり、王子は自分がキツネと「仲良く」なっていたことに気付く。
別れの悲しさを前に「相手を悲しくさせるのなら、仲良くなんか ならなければ良かった」と思う王子に、
「黄色く色づく麦畑を見て、王子の美しい金髪を思い出せるなら、仲良くなった事は決して無駄なこと、悪い事ではな かった」とキツネは答える。
別れ際、王子は「大切なものは、目に見えない」という「秘密」をキツネから教えられる。
日々飛行機を修理しようと悪戦苦闘するかたわら、こんな話を王子から聞いていた「ぼく」は、ついに蓄えの水が底をつき、途方に暮れる。
「井戸を探し に行こう」という王子に、砂漠の中で見つかるわけははないと思いながらついて行った「ぼく」は、本当に井戸を発見する。
王子と一緒に水を飲みながら、「ぼ く」は王子から、明日で王子が地球に来て1年になると教えられる。
王子はその場に残り、「ぼく」は飛行機の修理をするために戻っていった。
翌日、奇跡的に飛行機が直り、「ぼく」は王子に報せに行く。
すると、王子はヘビと話をしていた。王子が砂漠にやってきたのは、1年前と星の配置が全 く同じ時に、ヘビに噛まれることで、身体を置いて自分の小惑星に帰るためだったのだ。
別れを悲しむ「ぼく」に、
「自分は自分の星に帰るのだから、きみは夜 空を見上げて、その星のどれかの上で、自分が笑っていると想像すれば良い。そうすれば、君は星全部が笑っているように見えるはずだから」と語る。
王子はヘ ビに噛まれて砂漠に倒れた。
翌日、王子の身体は跡形もなくなっていた。
「ぼく」は王子が自分の星に帰れたのだと考え、夜空を見上げる。
王子が笑っているのだろうと考えるときに は、夜空は笑顔で満ちているように見えるのだが、
万一王子が悲しんでいたらと考えると、そのうちのひとつに王子がいるであろういくつもの星々がみな、涙で いっぱいになっているかのように、「ぼく」には見えるのであった。
小さいころにママからプレゼントされた本。
世の中にこんなにも尊い本が、あるでしょうか。
私にはまだ見つけられない(^-^)