最初にお断りしておきます、
長編です。
字ばっかりです笑



夜の10時過ぎ。

小さな某駅がもうすぐなので、ブログ巡りなんぞをしていたピーコ(私のスマホの呼び名です)を、もこもこフリースジャケットの左ポッケにしまい、電車の座席から立ちあがりました。

スタジオシューズ、汗でぐしょぐしょになったウェアなど、ジムの荷物の詰まったトートバッグを右肩に担ぎ直して、ホームに降ります。

普段は、駅からは、自宅マンションが終点のバスに乗るのですが、某ジムへ行った帰りは、電車の接続上の都合で、バスを使わず、滅多に利用しないその路線のその駅から、自宅マンションまで歩くことにしているのです。
暗い夜道ではありますが、同じようなルートを辿るお仲間が20人くらいはいるので、ちっとも怖くはありません。

さて。
ホームの端っこまで来ると出口です、右ポッケに入れたスイカの入った定期入れを出してタッチ、駅を出ます。

人波に乗って真っ直ぐ帰ろうかとも思いましたが、
そうだ、おむすび🍙を買って帰ろう、
と、駅の真ん前のコンビニに寄りました。

真っ直ぐマンションに向かう道を行く人も20人くらいいますが、このコンビニに吸い込まれて行く人も10人くらいはいます。

鮭むすびと、筋子のおむすび、それに、中華おこわのおむすびを持って、レジに行きました。

袋は要りません、
というと、レジのお兄さんが、調子よくピッピッピッとスキャンして、レジの台におむすびを押してくれました。
お代をスイカでタッチして、スイカをポッケへ。
そのあと、おむすびを取ろうとすると (トロい私を助けようとしたのか、又は苛々したのか)、親切に渡そうとしてくれたお兄さんの手と私の手が、おむすびを押し合うような、取り合うような、ビミョーなスレ違いを生んで、弄ばれた(笑)おむすびは、コロコロと転がって床に落っこちました。

おむすびころりんすっとんとん。
ネズミはいなかったけど(笑)

ありゃりゃ~ニコニコ

右肩から下げた大きなトートバッグが落ちないように気をつけながらしゃがみ、おむすびを拾いました。

おむすび3つを、トートバッグに放り込んで、
お世話さま〜
と、コンビニを出ました。

マンションのエントランスに着いて、小さなポシェットから鍵ポーチを取り出して、鍵をタッチ、自動ドアを開けて棟内の廊下を通り、エレベーターに乗りました。

エレベーターを降りて自宅のドアの鍵を開けて、
ただいま〜
と中に入りました。

トートバッグとポシェットにアルコールをシュッシュして、床に落ちたおむすびを取り出して、シュッシュしてフキフキ。

さて、着替えよう、と自室に入って、フリースジャケットを消毒する為に脱ごうと、まずポッケの中身を出しました。

右ポッケ、スイカの入った定期入れ、左ポッケ、、、、、



あれ?

ピーコは?

え、バッグかな?


いや、電車降りる時にポッケに入れて、後は出していない。
でも、バッグの中に入れたのかも。

バッグの中をひっくり返して大捜索、しかし何処にもピーコはいない。
家に入ってから、ヒョイっと置きそうな所も全部探しましたが見つかりません。


真っ青になりました。
いや、鏡見た訳じゃありませんけど、ものの例えです。

私はスマホにスイカ入れたり銀行入れたりしていません、そういった意味では心配ないのですが、連絡先の個人情報は山程入っていますし、第一、スマホが使えなかったら早速不便です。
家族友人との連絡、ジムの予約、そこら辺が直ぐに困るところです。

どうしよう、落としちゃった。。

夫がピーコに電話してくれましたが、呼び出し音は聞こえず。
何処からも何の音沙汰もなし。

落としたのなら一体何処か、一所懸命考えました。
電車の中では画面を見ていたのですから、その後であることは間違いありません。
駅に着いて、電話をポッケにしまう時、ポッケをちゃんと見てしまったか?

いいえ。
手で探って、ポッケにストンと入れたのでした、実際にちゃんとポッケの中に入ったのでしょうか。

ポッケに入れたと思ったのは私の思い違いで、キチンと入らなくて、落ちたのかもしれません。
それが一番有りそうだ、と思いました。

では何処に?
電車のシート?
電車の床?
ホーム?
電車とホームの隙間?
5歩くらいしか歩いていない (私の座席はドアのすぐ横でした) その間の何処かに落ちたのでは。

JRの落とし物センターは、夜9時までしか電話はつながりません。
でも駅に行けば、終電までの間は駅員さんがいらっしゃるでしょう。



駅まで行くことにしました。
夫に一緒についてきてもらいました。
彼は既に一杯呑んでいたので、車を出してもらう訳にはいきません。

一応、帰って来た道順通りに、暗い道路をきょろきょろしながら歩きました。
勿論、道には落ちていません。

駅の前まで来ましたが、一応聞いてみようと思ってコンビニにも寄ることにしました。
コンビニの前の駐車場も、自分が通過した所はよく見て、、

さっきおむすびを押しあったお兄さんはもういませんでしたが、年配の男性が、レジの奥の厨房で手を洗っていました。

すみません、と声をかけましたが、
暫く待ってくださいね、
と、きっちり2分 (多分ね) の手洗いを励行されていました。

何でしょ?
と言う男性に、
スマホ落ちていなかったでしょうか、30分も経っていない、ついさっきなのですが。
と聞きました。
もしかしたら、万が一、ここに、ってことも、、、いや、それはないだろうけど、後で後悔したくないから、万に一つでも聞いてみよう、ということです。

男性は、3秒くらい、?な顔をしていましたが、
あ、スマホね、有りますよ。
と、フツーに淡々と応えて、背中を向けたと思ったら直ぐに、振り返って、愛しい私のピーコを差し出してくれました。


!!!!!


えー、ここにあった!?

何で?
コンビニでは絶対、ピーコ出していないのに?

お店の中に落ちていたそうです。

とにかく、ロックを解除した上に、夫から電話もしてもらい、画面に着信したことで、店員さんには私のものだと確認してもらって、お礼を言って、ピーコを持ってコンビニを出ました。

駅には行かなくて済みました。



帰宅して、キッチンに放りっぱなしだったおむすびを食べました。

そうだ、これ、さっき床に落として、アルコールでシュッシュして拭いたんだっけ。。



と、そこまで思い出して、突然理解しました。

私、このおむすび拾う為に、しゃがんだのです。
トートバッグが逆さに、或いは斜めにならないよう、気をつけて、フルスクワット状態で腰を落としたのです。

きっとその時、腰のポケットが潰されて、そこからピーコが滑り出てしまったのでしょう。
それならば、多分私の身体よりは左後ろに落ちる方向ですから、視界に入らなかったでしょう。
床から直ぐの高さから落ちたピーコは、殆ど大きな音も立てなかったのではないでしょうか。

そうか、それで落としたんだ。。。


自分のバカさ加減も、その時一緒に了解しましたニコニコ



いやー、
「スマホなくした」
と思った瞬間は、本当に焦りました。
絶対無いと思ったけれど (バカでした、焦りまくっていて、自分の行動が分析できていませんでした)、念には念を入れて寄ってみよう、とコンビニを訪ねて、本当に良かったです。



学生時代に、買ったばかりの6カ月定期を、数年前に運転免許証を、紛失したという過去を持つ私です。
其々に、出てこなかったり出てきたり、状況とかその後とか、いろいろエピソードがあるのですが、長くなるのでここでは割愛します。

とにかく、この件は、そういう部類では3回目だという話を夫にしたら、
なぜ同じようなことをして学ばないのかね?
と言われましたニコニコあせる
そりゃ言われるだろう。

悔しいので、
定期と免許証と電話と、全部それぞれ違うものだもん、2度と同じものは落とさないもん。
と応えておきました。



ああ、ピーコ出て来て良かったよ。