4月1日。

勝持寺さん、願徳寺さんのあと、正法寺さんです。

駐車場からすぐ右手、春日不動尊の仁王さんの直ぐ後ろに、見事な桜があり、思わず撮影。




正法寺さんの中へ。




寺務所に、紅花常磐万作が。
(生け垣ではなくて、こんなに「木」らしい立ち姿、初めて見ました)




本堂でご本尊、三面千手観音さまにお参り。
三面の観音さまって、初めてお目もじ致しました。
現在、過去、未来、三方を見渡して衆生をお助けくださる、ということなのですって。

ほかにも、聖観音さまや阿弥陀如来、薬師如来、大勢いらっしゃいました。
そしてね、走り大黒さんがお祀りされていました。
走り大黒といえば、みてら泉涌寺の塔頭、雲龍院にいらっしゃるのを何度かお参りしましたが、ここ正法寺さんの走り大黒さんときたら、とても可愛らしいのです。

うーん、買ってきた絵葉書を撮影したのですが、実物はもっとチャーミングだった。。




さて、さくらです。

お庭へ。




真ん中に大きな桜。



鳥獣の石庭、と名付けられたお庭です。




勝持寺さんのように、桜の森とも言えるような空間がある訳ではありませんが、こちらはお庭の理念の中に桜を据えている、というところでしょうか。

私には難解ですけれどもニコニコ汗



塀の向こうに遥かに見える街があって、中には一つの完結した世界がある、ということですね。





不動堂では、春日不動明王にお参りしました。
ここのお不動さんは、お会いした瞬間に、「秋野太作さん無気力!」と思ってしまいました。
失礼かしら?(どっちに?爆笑)

パンフレットのお写真ね。




ふと下のお庭を見ると、お花で象った梵字の向こうに、来迎三尊が祀られていました。




桜も、草花も、ちょうど咲き満ちていました。



端の、供養塔の前の桜が美しかった。



水辺には、弁天さまです。



枝垂れ桜をバックに、光の当たり方なのでしょうが、目線がいたずらっぽいというか、妙に惹かれます。





美しい春のお寺です。