皆の衆...わしは通称をうさGと言う者じゃ。今は
6月も18日となった火曜日、関東地方には梅雨入り
宣言は出ていないのに、朝からかなりの雨量となり
それでも利根川に近い当地は良い方で、静岡県では
大雨や土砂災害の危険から、避難指示が出たと言う
ジジイは土曜日にアジリティ50のダメ出しテスト
走行だと、犬吠埼周辺から銚子イオンさんまで走り
長居し過ぎて夜間になり、茨城県に帰ろうとしたら
エンジン始動できない。せっかく、ダイソーさんで
買ったステンレス製針金で、スロージェットの穴を
貫通させたはずが、以前の状態に戻ってしまった。
再度キャブレターを分解して、スロージェット穴を
貫通させないといけないのは明白ながら、折悪しく
夜間で暗いから、うかつに作業すると部品やネジを
紛失するリスクが有った。仕方ないからアジ50は
イオンさんの駐輪場に、置き去りにしてジジイだけ
8km歩いて、茨城県まで帰る事にした。
シトシト雨が続く、夜間に150分位歩いてようやく
帰り着いた、両足に骨折の古傷を抱えるジジイでは
8kmを150分で歩けたらかなり速い方だったが実は
以前にカインズさんで、半額で買った防寒ブーツを
履いていたから足首まで覆って、脱げにくいおかげ
だったのじゃ、翌日曜日は雨かと思ったらスッキリ
晴れたから今度はVJR125に十分な修理道具を積み
銚子イオンさんの駐輪場に向けて、出動した。
再びアジリティ50のキャブレター分解及びスロー
ジェット穴の貫通作業をして、運良くエンジン始動
できたからエンジンは停止させず、工具を撤収して
急いでアジ50に乗ると茨城県のアパートまで帰り
着いた。そして、駐輪場に残したVJRは銚子イオン
さんまで150分掛けて歩いて行き茨城県まで乗って
帰り着いたのだった。
アジリティ50がなぜジジイの所に来たかと言うと
何らかの不具合が有ったから、前所有者は見切りを
付けて手離した訳で、その不具合はスロージェット
穴の詰まりによるエンジン始動不良で、キムコ車は
修理してくれるバイク店が、見付からないから結局
断念して、手離したのだと推理した。フロート室を
外した際に、底に茶色い錆びの粉末が見られたから
燃料タンク内側の、錆びの粉末がフロート室に流れ
走行中に、スロージェットから吸い上げて狭い穴を
詰まらせたのだと考えた。