皆の衆…わしは通称をうさGと言う者じゃ。
今は8月も6日となった昼前じゃ。梅雨明けして
以来、日に日に気温が高くなっている気がする
老衰ジジイは急激な気温上昇には追従できない
のだが、前日の昼間に今まで後回しにしていた

台湾シグ改の駆動系を分解して、元々の純正品
プーリーと、軽量ウェイトローラーに変更する
作業をやってしまった。今までテストしていた
社外品プーリーとドライブフェイスの、ベルト
当たり面を見たら…不都合な真実の原因が

明らかになった、エンジン回転は上がらないのに
速度はやけに伸びる代わり、発進加速は非常に
ダルいのが、駆動系の熱ダレによる不都合だが
社外品プーリーの当たり面は中心に近い部分に
ドライブベルトが当たった形跡がなかった。

変速付きのバイクに例えるなら純正プーリーは
ローギアの1速から4速まで使って走るのに対し
社外品は最初から2速スタートで1速は使えない
その代わりトップギアは5速6速まで上げられる
だからエンジン回転は上がらないのに最高速は
伸びていたのだ…と分かった。

社外品プーリーは余りにもハイギアード過ぎて
特にスタート時エンジンの負担が重くなるから
非常にかったるくなる、それでも走れていたのは
シグナスエンジンの低回転トルクの働きながら
燃費はリッター25km位しか走れなかった。

台湾シグの純正ローラーは9グラムだが前日は
所有していた7グラム3個だけと、純正の中から
減りの少ない3個を選んで、平均重量8グラムで
少しだけテスト走行したら軽やかに走り出して
6500回転位から変速するようになった。