母に一度キレ気味に言われたことがある。
「なんであなたは訪問団に呼ばれないの❗」
創価学会の幹部がロシアに訪問すると聖教新聞に載った時だ。
私は第二外国語をロシア語にしていた。サークル活動もロシア関係にいた。
だからだろう。
創価学会がロシアへ行くんだからあなたも呼ばれないの?
と言いたかったんだろう。
私は何も言わなかった。
本当は、『学費も出さなかったくせ。』
とぶちギレたかった。こっちは、アルバイトで心底疲弊していた。心も傷ついた。やっと池田先生のそばに近づけたのに、母が一円も送って来ないからだ。
母としては
「今度娘がロシアに訪問するんです。」って見栄を張りたかったんだろう。
母は、いつも『私は何にも悪くないんです。』
『夫がお酒ばかり飲んでギャンブルするから。』
自分が被害者という立ち位置にいることを忘れない。自分がどういう風に感じて判断したか言わない。いつもおどけて、自虐的に笑いを誘う。
20代までは、母を尊敬していた。誰よりも情熱を持って学会活動していたからだ。それが私が結婚して子どもを産んで経験値を積んでいくと、母がちっぽけに見えていった。
○非常識
○厚かましい
○感謝がない
○不満を言うときだけ饒舌
○なんみょーばっかり言って自分で考えないから思考力がない
○相続を放ったらかしにしてみんなに迷惑をかける
○人種差別をする
○不安でしょうがないから抗うつ剤と眠剤に頼る
○娘をだしにマウントを取ろうとする
そんな薄っぺらい人間になってしまった。