50歳から宅建の勉強を始めたきっかけは、女性が一人で生きていく上で勉強が必要だという気づきからでした。その頃私はショッピングモールの一室に通い勉強していました。隣には電気びりびりの椅子を試す部屋がありました。

勉強の合間に電気びりびりを見ると、創価学会のメンバーが並んでいるのが見えました。時は選挙前で、次の日もその次の日も学会員たちがそこにいました。その光景から気づきました。彼女たちはただ時間を潰しているのではなく、選挙のお願いに行く相手がいないため、電気びりびりの椅子に座っていたのです。

創価学会は選挙前に毎日、友人の家を訪ねて選挙を頼むよう命じます。しかし、彼女たちには友人がおらず、選挙ばかり頼むことで孤立してしまいます。その結果、人間関係が疎遠になり、帰る場所がないため、電気びりびりの椅子に座ってしまうのです。彼女たちは監視されているような気持ちで、まっすぐ家に帰れずにいるのです。