母は、創価学会の言う通り活動してきた。


学会が言うには、辛い辛い戦いの先には、


悠々とした人生が待っているはずだった。


回りから認められ、称賛され、尊敬されるはずだった。


なのに、フタを開けたら


誰よりも貧困だった。

みじめだった。

そして、生活保護になった。


学会のテーマに冥益と顕益がある。学会で活動した実績は福運となって必ず会員の人生を彩る。しかし、現れ方が2つあって、


冥益は、ものすごーく時間がかかる。


顕益はすぐに現象が起こる。


とされている。


つまり、本当は祈ったからといって現象は出ないのに、あたかもあるかのように見せるためのトリックだ。


しかしながら、創価学会員はトリックに気付いていないので、私の祈りが足りない。もっと他人の世話を焼かなくては!題目を唱えなくては!と自分を責めていく。もがけばもがくほど、首が締まるシステムなのだ。