予習シリーズ(四谷大塚 進学くらぶ)
で勉強をはじめたものの、
時間が全く足りない。
それをこなせるようになるまでの悪戦苦闘の記録の続きです。
前回、失敗例についてご紹介しました。
今回は、いよいよ成功例のご紹介です。
ステップ2
1週間のメニューを意識して!!
バイキング方式だから、
その日の気分で好きな物から選んでOK!!
息子くんを見ていて、ある事に気付きました。
取り掛かるまでに時間がかかり過ぎてない?
このグダグダな時間さえなければ。
親はどうしても、苦手科目を先に予定を組みがち。
でも、苦手な事って、大人でもやりたくないし、どうしても、取り掛かるのに時間かかりますよね。
反抗期になった息子にとって、私に決めらた事はやらされ感ハンパなく、勉強開始がますます遅くなり、得意な科目の勉強時間までなくなってしまう悪循環。
じゃあ、バイキングのように好きな物から取り組んで、一つでも多く問題を解いた方が、よくないか?という発想で辿り着いた成功例がこちら
準備は、プリントしたこの表をホワイトボードに貼るだけです。
※5年生の通常週の例(組分け週は別メニュー)
※①②は映像授業のこと。
※計算のみ、別途、朝実施
使い方は簡単!!
目安の数字を参考に所要時間合計150分になるように今日やる事を選ぶだけ。
そして完了したらマグネットを未から済に動かし、金曜日までに全部のマグネットが済にするようにします。
ポイント①自分がやりたい物からやる!!
息子くんの好きな物を選べるようにし、金曜日までに全部やってくれさえすれば、親は余計な口出ししない事にしました。
最初は好きな物ばかり先にやってしまい、金曜日が地獄絵図になりました。
でも、子供も学びますから、「今日は習い事で疲れたから、得意科目だけ」「苦手科目の間に、好きな科目を挟んてみよう」と、だんだん自分で試行錯誤するようになりました。
ポイント②目に見える達成感
ついつい親は結果を求めがちですが、努力=テスト結果とは限らないですよね。
マグネットを済に移動すると、私も進捗が把握できるので、「ちゃんとやったの?」と聞く回数が大幅にへり、「今週は順調だね」と努力の過程を褒めてあげられるようになりました。
何より、息子くん本人が、マグネットを移動する度に達成感を感じているようでした。
ポイント③科目の比重を調整する
所要時間や項目を見て、あれ?うちとかなり違うと思う方もいると思います。
これは、お子さんによるところが大きいと思います。
息子くんは、この時期習い事も忙しく、予習シリーズの勉強時間は平日は2時間半ずつとれたら良い方。土曜日は半日、やり残しがあれば補い、暗記と復習。漢字や文章題はあまり勉強せずに点数がとれていたので、算数に注力するようにしました。
成績の傾向を見て、息子と相談しながら、思いきってやる事をカットしたり、増やしたり、何度か改訂しました。このさじ加減が、親の出番かなと思います。
この表を使っても、即効性があるわけではありませんし、効果的な内容に落ち着くまで、息子くんと何度も試行錯誤しました。
しかし学習リズムを整える上でとても役立ったし、なにより親子喧嘩が減り、好循環に。
親子喧嘩は1点にもなりませんしね。
実は息子くん、五年生夏頃からこの表は使っていません。もう、表のやるべき事が頭に入っており、身体に染み付いた感じです。
その代わり、まっさらなホワイトボードに、一日にやる事を自分で書いています。(有言不実行になってしまいがちな息子くんと、言った言わないの親子喧嘩にならない為の予防措置です。)
塾の宿題など、特別なタスクは付箋ではり、終わったら剥がすなどの工夫も自分ではじめました。
これが、自走の兆しなのかなと思いながら見守っています。
この2年間、長年培った自分の成功体験ををいきなり子供に押し付けても、上手くいかないと反省しました。
やはり、自分で考えて、失敗して学ぶ事が、遠回りのようで近道でした。
今でも、ゲームの新作がでたり、学校行事があったり、予定通りに行かないことはたまにあります。
でも、スケジュール管理は大人になっても大事。
自分で何とか調整して行って欲しいと願っています。
今後も新6年生初回授業の様子、学習環境をどのように整えたか、入塾経緯などを書いていけたら、と思います。
👛出費 ホワイトボードとマグネット代。
330円
✐費用対効果 ★★★★★
今、弱点克服に役立っている魔法ワザ。
早く買っておけば良かったと後悔。