夏至は、24節気の10番目に
あたり、夏の季節に至る時期で
一年で一番、日が長く

太陽の「陽」のエネルギーが
最も強まる時です。

西洋占星術では
太陽が蟹座に入る時が夏至で

その時の夏至図(ホロスコープ)は
秋分までの約3ヶ月を表します。

なので、夏至を境に
今後の社会や個人の動向を左右する
重要なメッセージを受け取る時なので

この時は、意識して
自己の内面と向き合い、春分からの
振り返りをして

今、この時点で必要のないもの
こだわり、執着があれば
手放して

心身の風通しを良くして 
おきましょう。

太陽が蟹座に入り
金星、水星と全体の空気感は
「蟹座」を表す

家庭 心の居場所.基盤
などから

自分の心の深い根っこを
見つめ、どのように根っこを

張り巡らし、自分軸の木を
伸ばし育てあげていくか

再確認する大切な時です。

先月末に1年ぶりに双子座に
入った木星が勢いよく
スタートし

情報や知識、コミニュケーション
の分野で、意識が広がり
明るく賑やかなモードである反面

情報過多やSNSなど 
人との関わり方

新しいシステムの導入など

戸惑いやストレス疲労から
心身の拠り所を見失わないよう
注意が必要です。

夏至図で蟹座の太陽は12ハウス
の隠された、見えない領域に
あり、

海王星という
カオスのような無意識の天体と
葛藤の配置にあるため

秋分までの3ヶ月は
普段の暮らしにおいて

何となくもやもやして
実体がつかめなかったりして

自分が何に向かっていくのか

自分の目指す到達点が
どこにあるのか

試行錯誤するような
心の揺れがあるかもしれません。

東洋思想の言葉で

陰極まれば陽に転じ
陽極まれば陰に転ず

の陰陽論からも

どのような時も
何事にも「バランス」が
大切で

バランスをとるには
土台と軸が
安定していなければなりません。

蟹座はホロスコープの土台を
表し、支配星は「月」です。

日々、変化する「月」は
感情や気持ち、過去を表します。

全体をまとめると
夏至以降は、表には出ない
裏の部分に答えがあり

見えない陰と内側の自分を
いかに向き合うことから

これからの時代に
どう自分を心地よくフィット
させていくか

折り合いをつけながら


自分が大切にしたいこと
何を守っていきたいのかを

この夏至で見直しと
調整をしていくと良いでしょう。