昨日のことです。


同室のいびきのお爺ちゃん。
いろいろ検査をした結果、明日の痺れは神経的なものではない可能性が高く、また、血管バイパスをいれていることに麻酔科が手術を渋ったらしく(本人談)ブロック注射をして今日退院となっていたのですが。

主治医は自分と同じ、脊椎専門のドクター。


外来も人気で、なかなか病棟にあがってこれない人で、ブロック注射の時間も決められない。


ナースステーション付近をうろつきドクターを待つも、なかなか…


と、ナースステーションの奥に姿が見えたとたん「師長どこっ!師長!」と、かなり気合いの入った声。


若手ナースが「△〇さんは?」と俺に聞くから、見つけてすぐにベッドへ。
ドクターは、なんかあったんでしょう、看護師長に対し、かなりきつい口調で叱責!
ビビる若手ナースたち


ベッドでブロック注射の準備を整えてるうちにドクターがきた!

走る緊張感!

なんせ、つい今しがた師長に対する叱責を目の当たりにした若手ナース二人です。もしミスでもあれば、どれだけ叱られるんだろう、という恐怖感を持って当たり前ですよね。


カーテン越しに聞こえる指示の声は、テキパキと厳しいものでした。また、彼女たちの準備も万全と言えるものではなく、何度かナースステーションに走っていました。

が…「ここは先生によって違うことあるから、わからなかったらちゃんと聞いてね」だとか、足りないものを取りにいかせる指示も、どこか優しさが感じられる声。


注射がおわり、何事もなく一晩がすぎ今朝のこと。

退院をひかえた爺さんとこにきて、「ブロック注射、どう?少しは楽になった?」「ちょっとブロックで様子みてみようね」「手術する覚悟できただろうに、ごめんね」「でも、本当にじっくり見た結論で、神経じゃないと思うから」朝からオペがある、忙しい時間に、オペをせずに退院する患者に対して、患者が納得できる言葉。

そして部屋から出るとき、ぽんと自分の肩をたたき「徳久さんは悪いから(笑)」

部屋中に笑いが広がりました。


やはり同室の、脊椎狭窄の手術をしたおじさん…
「俺の主治医、術後回診で何秒か話しただけだぞ。ほんとにあの人が切ったんか疑いたくなる」って


整形外科部長なんですよ、主治医が。


忙しいのでしょう、めったに姿みることもありませんが、このあたりじゃ「整形はあそこ」と言われているトップ


かたや、その部下だけど、「患者が納得する説明をし、他の医師が主治医の患者から、あの先生でいいな、と羨ましがられる」そんな存在。


みなさんなら、どちらに手術、治療してほしいですか?


自分は、今の主治医にめぐりあえたことを、本当に嬉しく思います。


今村先生、よろしくお願いします!