既に明け方…
草木も眠る丑三つ時はかなり過ぎ、既に寅三つ時が近づいている…
時折車が通る音がするが、それ以外は風が通る音がボーッとするのみ。まだ朝夕は寒いし、虫の鳴き声も聞こえない…
星はキラキラ輝いているが、月は見えない…
東の空は朝日か少し赤く染ってきているが、西の空は工場の光で赤く染っている…
もぉ少しすれば鈴虫や松虫の合唱が聞こえる頃になるだろうか?
全くと言っていいほど更新してないけどいつもの日常…
今夜は少し肌寒いし、吐息もまだ白いけど、ついさっきまで暖房の部屋にいた僕には心地良い程度。
ほぼ無風で近くに海はあるけれど、波の音は聞こえない。
星もまばらに見える程度、なのに月は明るく光っていて、暗闇を照らしている。
勿論まだ虫の音は聞こえないが、春めいてきているなぁと思う今日この頃…
近々、虫の音も聞こえるかな?
虫は苦手だけれど、夜に泣く虫の音は好きな僕。
早く虫が鳴く温かさになって欲しいな…
大好きな友達の死…
まず初めにこのことだけは伝えておきます。
これは僕の夢の中の話です。
現在一緒に学生をしている、友達として大好きな女の子のYちゃん。
Yちゃんに誘われてボートに乗る。カーブで徐々に傾いていき、ついに転覆…
僕はすぐ体を浮かせ助かるが、Yちゃんはなかなか浮かんでこない…
船と何かに体の一部が挟まってしまったのか、濁った水のなかでかすかにこちらに向かって手を伸ばすYちゃんが見えた気がした。なのですぐその場へ行って、手を掴んで引き上げる。
堤防のようなものがあるので、1人なら乗り越えられるが、僕の力で二人同時には難しい…ただ、ここは夢の力、どうにか2人とも堤防の上までたどり着いた。
すぐに1mほど下の草の上に彼女を寝転ばせ、とりあえずたくさん飲んでいる水を、軽く胸の辺りを圧迫して吐かせる。またいつ吐いても器官などに詰まらないように体を横向きにして、救急車を呼ぼうとする。
ただ、2人の携帯は水に濡れてるので動かない…
なので、下の道を通る数少ない車を捕まえて、携帯を借り、緊急連絡…
すぐにYちゃんの元に戻り、見守ることしかできず、自分への苛立ちだけ込み上げてくる。こんな時にどんなことをしたらYちゃんは苦しく無くなるのだろう?何をしたら少しでも楽になるのだろう…考えても思いつかない…
救急車を要請したはずなのに、待てど暮らせど来る気配がない…110番連絡したかな?ちゃんと119番に連絡したかな?とかどーでも良いことを考える…もし間違っていても、救急隊員は来てくれるだろう。
それに多分、いつもより時間が経つのを早く感じたのだろう…
漸く救急車が来て搬送される。救急隊員に事情説明をし、一緒に病院まで行く。処置は分からないが、入院する病室に案内され、Yちゃんの帰りを待つ。そうしていると、Yちゃんのご両親が現れ、ご両親に挨拶、状況説明をする。
「Yちゃんはこちらに手を伸ばしていたのに、すぐに気づいてあげられなかった僕に責任があります…本当に申し訳ありません…」と泣きながら状況説明をすると、Yちゃんに似てとても穏やかな口調でご両親は僕にこう言った。「いや、今回のことは、君が悪いんじゃない、Yにも責任があるだろう。」と…
そんな話をしているとYちゃんが病室に運ばれてきた。少し楽になったのか、気持ちよさそうに寝ているように見える。
ただ、医師から現状況を聞き、まだ危険な状態だという…
それからご両親との話も途絶え・・・数時間後僕がYちゃんが呼吸をしていないことに気付く。
ナースコールを押し、看護師が駆けつけ、その後医師も駆けつける。その時の診察が最後。
それから約1時間後Yちゃんは息を引き取った…
自分がYちゃんを助けてあげられなかったという自分自身に対する叱責。何もしてあげられなかったことへの悔しさ。いつも仲良くしてくれた、大好きな友達だったYちゃんに少しでも好意を持っていたことを知る今の僕…
Yちゃんが亡くなってこんなにも心にポッカリ穴が開くと思ってもいなかった。
と、ここで目が覚める。
夢で良かったぁと本気で胸を撫で下ろす。
昨日、話の続きがあるように装い、駅まで送って行った。そんなことをすること自体が好意を寄せている証拠かな…。
ある条件で、なかなか好意があることを伝えはできないが…
この長文を読んでくださった方、ありがとうございました、そしてお疲れ様でした。
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