リラクゼーションルーム・メリッサの
リラクゼーションセラピスト
妊活支援カウンセラー
加藤 眞妃です
いつもご覧くださって
ありがとうございます。
早いもので
祖母が他界してから
来月で1年が経とうとしています。
もう１周忌か・・・
と、日常の何気ない
ふとした瞬間に思います。
私が職場でもある実家へ
向かう通り道に
祖母が週４回通っていた
デイサービスがあります。
昔は商店街として栄えた
街の一角にある
そのデイサービスは
車道から正面に
大きな掃き出し窓があって
職員さんや、利用者である
高齢者さんの姿がよく見えます。
祖母がまだそこで
お世話になっていた頃
私は、祖母が居る曜日だと
その姿を確認するために
車の速度を落として
よく覗いてみたものでした。
あ、おばあちゃん
誰かとしゃべってる・・・(^-^)
あ、おばあちゃん
今、食事してるみたい・・・(^-^)
そんな祖母の姿が
見られるたびに
１人、ホッとしていました。
祖母がデイサービスに
行けなくなって
年が明けたら丸２年。
今はもう
私が覗く必要がなくなった
その窓辺には
相変わらず
職員さんや高齢者さんの姿が。
そこを通る度に
祖母のことを思い出します。
でも
その当時と違うことは
私の目に映る人全てが
マスクを着けていること。
新型コロナの感染予防を施しながら
高齢者さんを介助し
お世話するのは
想像を絶する大変さだと思います。
もちろん
デイサービスから
自宅へ帰った後も同じ。
ご家族の方も
相当神経をすり減らされている
ことと思います。
きっと
今でも祖母が
デイサービスに通っていたなら
両親を始め
私も、もっと神経質になり
ピリピリしてしまっていたでしょう。
最近は
仕事の休憩時間に
母と、よくこんな会話をします。
「あばあちゃんさ
いい時に逝ったよね・・・」
「そうだね
お見舞いもお葬式も
普通にしてあげられたもんね・・・」
祖母が通っていた
あのデイサービスの窓辺。
祖母の姿は
もう見えないと分かっているけど
つい
目をやってしまいます。
そこには
コロナのことや
そのために
世の中が大混乱したこと
今もその影響が続いていることを
知る由もないような
マスク姿の高齢者さんが
ぼーーっと
窓の外を眺めていらっしゃいます。
その姿に
見えるはずのない
祖母の姿を重ね
あの人が
おばあちゃんでなくてよかった・・・
と、また１人
考えても仕方のないようなことが
頭の中をよぎるのでした。
それではまた、次回の記事で…
女性の心と身体とお肌を健やかに… 
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