1月24日の日記 | さこのブログ☆半分本気、半分冗談

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このブログ始めた当時はアラフォーでしたが、今はアラ還です!
しばらく中断していましたが、再開しました。トレーニングのこと、相変わらず、雑感、仕事や家族のことなど、等身大のブログ。
よろしくです✌

注意楽しくない記事ですが、気持ちの整理と、この日は記録に残したいので書きました。

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私は朝から仕事、旦那は海外、子供達は自宅。昼休みに息子から電話。


「ミー太郎がヤバイ状態だから病院を月曜に予約したけど、持たないと思う。」


息子は、衰弱したミー太郎に大好物をと、朝、りんごとバナナを買いに走りジュースを作った。それからペットショップで注射器を買って、それでミー太郎にジュースをあげた。でも、吐き出したそうだ。出来ることは何でもし、イグアナを一番観察してきた息子の言うことだ。もしものために、私は現金を多目に下ろした。


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仕事から直帰した5時頃、娘はノロウィルスで38度以上の熱と吐き気で寝込んでいた。息子は朝8時から飲まず食わずでミー太郎に付き添っていた。私から見ても、衰弱が加速していて、やはり今日中かなと思った。葬儀会社を何社か調べて問い合わせたり、洗い物をしたりした。7時頃からは、

「ミー太郎の息を引き取る瞬間まで抱っこする。こいつは俺の抱っこが一番安心するから。」

と、息子が膝の上に乗せて撫でつつ、ミー太郎が一番楽な姿勢に保ちながら過ごした。娘もヨロヨロと起きてきて、皆で、ミー太郎はいいヤツだったと話しながら、遠慮なく泣いた。







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息子が言った。


「何時何分?ミー太郎、今亡くなった。」


9時20分だった。抱っこして撫でていたら、息を引き取る瞬間が分かったという。


「ミー太郎、ありがとうな!!


皆で声をかけた。旦那にメールをした。こんなに泣いたのは初めてだというくらい皆泣いた。もっと完璧な環境にすればもっと長生きしたかも知れない、と思った。でも、一番いい形で、皆で看取ってやれたのは幸いだった。まだ体が柔らかいうちに、いつものポーズにしてあげた。まるで普通に寝ているみたいだ。そのあと段ボールをスーパーにいくつか取りに行って棺桶を手作りした。よく寝ていたバスタオルを敷いて、好きだった♀イグの写真、3人分の手紙、息子が朝買ったリンゴとバナナを入れた。

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「そう言えば何も食べてない。少しお腹すいた。」

と息子が言ったので、未成年だけど、お通夜ってことで、一緒にツマミと酒を少し飲んだ。旦那から、ミー太郎の葬式に間に合うよう急ぐ、と電話があった。日付変わって午前3時、全員が布団に入った。

(終わり)