この記事は、8/5の記事の続々編です。
★★★★★★★★★★
最高気温35℃のクソ暑いのに加えて寝不足…と言うのに自宅から遠い大学に朝から来てます(゚Д゚)大学が夏休みのはずなのになぜって
あの甘ったれ4年生のために、30人の不合格になった学生達を巻き込んで、異例の再試をすることになったからですよ…
今日はワタシは再試の教室には行かず、試験監督から答案回収まで大学の事務の人にやってもらうことにした。学生が直接交渉してくるのを避けるためだ。試験中は、別室で原稿書き等の仕事をしながら、答案を届けてもらうのを待つ。
試験終了して、事務の方が答案を持ってきた。30人にチャンスを与えたのに、10人が放棄して20人だけ受験したようだ。まあ仕事が少なくなって良かった(笑)
採点を始めてみると、この2日間でビックリするくらい勉強した学生が何人も居た(゜o゜;)中には9割取った学生もいて1週間前とはまるで別人。やれば出来るじゃん人間って、九死に一生を得ると、
「せっかく助かった命だから真面目に生きよう」
って気になるらしいけど、今回の試験もそれに似た現象なのかも知れない。全体的に出来が良いので、採点が結構楽しかったりするしさて、肝心の甘ったれ学生はどうだったかと言うと…
何と…
驚いたことに…
80点近い高得点で余裕の合格ヽ(゜ロ゜;)ノ
筆跡も同じだから替え玉ではない…これは、教授や親や先輩にかなり絞られて勉強しまくったな(;゜ロ゜)往生際が悪いどころか、すっかり生き返ってんじゃん((((゜д゜;))))
★★★★★★★★★★
勿論、彼には単位を出した彼は、今回の件で、自分の甘さを痛感して成長しただろう。答案を見る限り、クラス中で一番必死で勉強したに違いない。そして、結果的に他の不合格者の中の何人かも道連れにして合格させることになった。この件は思いもよらぬハッピーエンドで幕を閉じた
若者と時にはガチで付き合うこの仕事は、腹が立つこともあるけれど、こう言う嬉しいこともある。だから、やめられないんだなぁ多分
(完)